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内容説明
テレビ、メディアで話題沸騰!あの漱石アンドロイド、マツコロイドの生みの親・石黒浩が明かす、もっと自由に生きるための考え方のヒント。全てのバイアスを取り払ってみると……◆夢――本当に必要なものか? それが将来を制限するかもしれない◆友達――必ずしも必要ではない。なぜなら……◆自分らしさ――ひとつに絞るな、無限につくれ◆人づきあい――「好きな人」より「嫌いな人」があなたの財産になる◆生き甲斐――社会に自分をどう活かすか、を考える ……etc.世界の見え方、自分を見る目がガラリと変わる!「人間そっくりのロボット」をつくっていると、「人間とは何か?」が見えてきます。僕は、死ぬまで「自分とはいったい何者なのか?」を考え続けるつもりです。考え続ける限り、人間は、他の動物とも、ロボットとも、違う存在でいられるはずです。――著者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
241
まあまあ。マツコロイドをはじめ、人間に近いロボット作りをしている工学者による自己啓発書。アンドロイドを作り続けたからこそ「自分で自分は分からない、むしろ他人のほうが自分を知っている」という考えに行き着いている。あと、人間を動物+技術と位置づけ、今後、「人間はすべて技術になる」と喝破している点は未来を感じさせるところ。全体的に読みやすい文章だけど、ふわっと抽象的な部分も多い。カバーはご本人だろうか、それとも自分に似せてつくったアンドロイドだろうか。それを考えさせるのが狙いか。2018/05/01
ゆき
5
newspicksの連載をきっかけにして読む。他人を観察して学習することで自分を知ることができる。好き嫌いを越えたところにヒントがある。うー、ここの域までいけたらすごいな。2017/08/09
ダイチ
4
ロボット、アンドロイド研究の第一人者が、ロボットについて、人工知能について考えれば考えるほど人間とは何かということを考えてしまうと力説している。人間らしさとは何か、そして、人間らしいとされてることの枠に問わられていないか。とても参考になる一冊だった。語られてることが真に迫るので、単なる自己啓発本に終わっていない。2017/07/22
荏苒 byn
1
デンマーク高福祉の仕組が明解な(想像含みらしいが)ネットの本宣伝を見て読んでみた。日本では型破り気味な啓発本。1頁に1箇所くらい、マーカーされたポイント。パラドックスも含むが、自分史込のテーマ。怒りやネガティブ思考の対処なども。Sジョブスは良く知らないが、似てる?。死後高まったりする「アイデンティ」という用語使いは奇妙。死後は自己を認識しないから「FAME」程度。ロボット界の実用・即物の域でディ―プは無い。★★☆2018/02/23
sutekibito
1
「思考停止の大人になってはいけない」が、一番心に残った。しかし、著者の個性が、強烈だった。2017/10/08