内容説明
▼国家統合のかたちを探る
生存・生活のために築かれた多層的な「公共空間」は、近現代中国の国民国家建設の過程でいかなる役割を果たしてきたか。
グローバル化時代にあってなお重要性を増しつつある国家のありようを、生活者としての人びとのつながりと、国家権力との相互作用として描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
7
「プロレタリア文化大革命の初期には、一見して相反する福利工会批判と保険基金の無制限な適用を招いた労働者の経済的要求が、劉少奇を頂点とする指導者の打倒に向け結束したかのような動きをみせた。しかし…立ち上がった季節労働者・契約労働者の造反に支持を与え、それを利用し、全総を活動停止に追いやった中央文革小組も、労働者の要求が社会の混乱をもたらすに及び、彼らを切り捨てた。党中央は、こうした動きを、極左分子が資産階級と結託し、物質的刺激により労働者を扇動して行っている経済主義であり…実験派の企てであると…通達した」2018/03/27
-
- 電子書籍
- 【デジタル限定】紫藤るい写真集 Gテレ…
-
- 電子書籍
- 小島みゆ はつみゆ Masterpie…
-
- 電子書籍
- SNSの怪物[ばら売り]第10話[黒蜜…
-
- 電子書籍
- 薬屋のひとりごと 9 ヒーロー文庫