中公文庫<br> 出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客

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中公文庫
出張料亭おりおり堂 ほろにが鮎と恋の刺客

  • 著者名:安田依央【著】
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 中央公論新社(2018/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122064959

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内容説明

見た目も腕も抜群の料理人・橘仁から、訪問先で料理を提供する「出張料亭」の助手に誘われた山田澄香。仕事も結婚もこれで安泰と働き始めたが、仁との距離は縮まらぬまま。そこへある日、可憐な娘が現れ仁の胸に飛びこんだ――!? ライバルの出現、そして澄香の知らない仁の過去。早くも波乱のおいしいラブコメ第二弾! 『出張料理おりおり堂』改題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野のこ

53
こうゆうお話には恋のライバルは必須だよね。と美人女将候補の葵嬢が現る。頑固として仁が助手席を譲らなかったのはもしや。。と思ってたらやはり。仁の傷も知り、香澄は中学の恋?が恋愛に臆病な原因らしい。桜子さんの「なくしたものを嘆くよりも、手のなかに残っているものを慈しむ気持ちを大切にしよう」は私も心がけたいです。サングリアにブランデーを足すのアリなんだ。ウイスキーでもいけるかな?2020/03/25

ユメ

41
今回は、葉月から霜月にかけてのおりおり堂の物語。穴子、戻り鰹、秋刀魚、松茸…うーん、読んでいてお腹がわかりやすく反応するのに、どれひとつとして今食べることはできないのが辛い。仁の料理が美味しそうだからこそで、この際「辛い」は褒め言葉である。うちにもおりおり堂が出張してきてくれないかしら。穏やかであるということは満ち足りているということで、その境地に至るまでは恋い焦がれて心が乱れるのが当たり前。桜子さんの言葉には、年長者ならではの重みがある。これは恋以外にも言えることだろう。私も、もっともがいてみよう。2018/03/18

うまる

28
シリーズ2冊目。主人公にも仁さんにも刺客が来て波乱の展開か!と思いましたが、逆にそれが良い刺激になり面白くなってきました。仁さんの過去がわかって、今後はどうなるのか気になります。単行本2冊を3冊に分冊した文庫だからか、 話が中途半端で終わったものがチラホラあるので、次巻も読まなければ。変な物好きとしては、ベクシンスキーが話に出てきて嬉しかったです。2021/02/01

24
さくさくと♪仁さんの事情は重いわ、これは勝ち目はないような^^;でも、彼女のキャラに諦めるなんてないでしょうから、どうなるのか?次作に進みます。2019/05/11

mariann

21
2作目だと思うんだけど分冊したとかなんかよくわからん。そして二章まるっと使って前作のあらすじだったので本編は半分くらいしかなかった。出張もお料理の描写も前作より少なくて物足りない。そして小山さんの話など、どうなったんだろう。って気になるまで終わってしまったのも不完全燃焼。この先ポロポロ登場するスタイルかしら。てか、この次何を読むのかわからない。調べるの面倒‥2024/02/29

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