中公文庫<br> 御子柴くんと遠距離バディ

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中公文庫
御子柴くんと遠距離バディ

  • 著者名:若竹七海【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 中央公論新社(2018/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122064928

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内容説明

長野県警から警視庁へ出向中の御子柴刑事。おおむね平穏な生活を送っていたものの、暮れも押し詰まってから次々と事件が発生。さらには凶刃に襲われて! 相棒の竹花刑事は異変を察知し、御子柴のもとに駆けつけるが……。御子柴くんの身に危険と大きな変化がおとずれる、スイーツ&ビターなミステリー第二弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

150
前作の感想で御子柴くんは葉村晶に比べれば苦労していないと書いたが、巻頭作でひゃー!あとがきで若竹さんがお認めのように、ホント主人公に対してサディスティック。相変わらずダメ息子と崩壊家庭のオンパレード。御子柴くんと竹花くんのW主人公もの。警官が地方の名産にやたら詳しいのはふるさと納税の副作用ですかね。御子柴くんは小林さんの力を借りなくても事件の真相に到達できるように。成長物語。連鎖する事件の解きほぐし方、やっぱり若竹さんは本質は本格派。次作は警視庁での御子柴くんと竹花くんのコンビ復活かな。2019/08/18

ダイ@2019.11.2~一時休止

119
御子柴その2。連作短編集。葉村の名刺が出てきて思わずニヤリ。巻き込まれ体質の御子柴くんの災難が一番よかった。2018/01/12

aquamarine

106
遠距離バディという題名から、長野の小林警部補を想像したのですが、前作から年月を経て小林警部補は退職していて想像と少し違う展開になっていました。綺麗な連作短編です。御子柴くんは、周囲の意に反してなんとなく巻き込まれて事件の中心近くにいたりします。実は鋭いデキる男なのにね。若竹先生はどれだけSなのか、今回彼は葉村並みに大変なことに巻き込まれていてびっくりしました。遠距離それぞれの事件や捜査が、読み進めるにつれカチッと繋がるのがすごく楽しかった。伏線まで美しいミステリを十分に堪能しました。2018/05/06

ゆのん

83
【御子柴シリーズ2作目】今回の御子柴くんも災難続き。バディの竹花君もピンチに次ぐピンチ。小さな事件だと思いきや大きな事件へと繋がりその事件も一つや二つでない。良い意味でも悪い意味でも個性豊かな面々も相変わらずでシリーズを通じて読んでいる人には堪らない出来になっている。シリーズ最新刊が発売されるのが楽しみだ。2132019/07/05

papako

83
なんか年末にプレゼントもらった気分。若竹七海最新刊!長野と警視庁の板挟みの御子柴くん、今回は災難にあい、長野へ帰っちゃいました。閑職に追いやられたと思いこむ御子柴くん。それでも事件に愛され巻き込まれる。東京の元相棒竹花とナイスバディとして事件を次々解決。と簡単にまとめるけど、さすが若竹さん、登場人物に容赦ないわ。またまた美味しそうなお菓子がたくさん出てきて、ブラックな事件にも大満足。次巻は東京で活躍ですよね、御子柴くん!2017/12/29

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