内容説明
ある日、デイケア先で喚きはじめた母は、気付かぬうちに認知症を発症していた。息子は、介護のために毎日、実家へ通い、一語一語逃さぬよう、母の「妄想」を聞き取り始めた……。生きることのおかしみやユーモアが全編に溢れる、新しい“介護小説”。母との別れを描く最終章「母の死」を文庫書き下ろしで収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アツコ
3
ユーモア溢れる実録介護小説。みどりさんは幸せだったよね。2021/06/30
桐葉
2
読了後,自分の親や親せきの最期を思い出し,寝付けなかった。いろいろな人が出てくるが,少なくとも作者のお母さん はこのような息子さんをもって幸せだと思う。マザコンだっていいじゃない。2023/01/10
FUKUIKE
2
★★★★☆ 自分とダブることもあり何度もうなずきながら読了。親も自分も老いていくという現実をしっかりと受け入れ、その都度どう対応したらいいのか葛藤しながら日々過ごしていこうと思った。2022/07/11
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