内容説明
横尾忠則が80歳以上の現役クリエイター9人と語った、生きること・働くこと・あの世のこと
不透明な時代を生き抜く知恵と力がみなぎる1冊!
小説家・瀬戸内寂聴
建築家・磯崎新
画家・野見山暁治
写真家・細江英公
美術家・李禹煥
俳人・金子兜太
小説家・佐藤愛子
映画監督・山田洋次
現代音楽家・一柳慧
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさき文鳥
7
横尾忠則さんと生涯現役クリエーターさんとの対談集。10人目の蜷川さんとの対談が実現しなかったのが残念。きっとすごい展開だったにちがいない。心に刻まれる言葉が多くて手帳にたくさん書きつけました。見えないものを感じることこそものづくりの根幹(金子兜太)芸術、詩作に関する言葉は人生にも深く関係しますね。(図書館本)2018/10/13
MO
5
横尾さんが79〜81歳にかけてのインタ集。相手が皆80歳位以上だけど、元気でかっこいい。久しぶりにスピリチュアル発言をバシバシ飛ばす横尾さんも読めてなんか良かった。2021/12/13
Melody_Nelson
4
横尾さんがインタビュアーになって、先達に「老年」について聞いているのだが、自分の方がよく喋ったり、オカルトの話になったりで、横尾ワールドが垣間見れて面白い。これを読むと、絵を描いたり、音楽を演奏できる人たちは年をとっても若いなと思ってしまう。そんな中で、シリアスな会話だったのが金子兜太さん。戦争体験を語っているのだが、これが凄惨で、非常に印象深く、もっと知りたいと思った。先日息を引き取られた金子さんのご冥福をお祈りします。2018/03/10
spike
3
登場するのは80代か90代の方々ばかりなのに、皆さん揃って何故そうも若々しくエネルギーを持ち続けているのか。ホントこうありたいし60前で四の五の言ってる場合じゃないな、と思う。キーワードは少年性あるいはアンファンテリズムかな。2020/08/02
ピロ子
2
「初めから自分の中にあるもの、あるいは自然や宇宙に偏在している力を自分の体をツールとして受け取る。そのために直観を受信しやすい体の状態を作る。それには孤独になることも必要」に共感。2019/05/25




