ちくま文庫<br> 文壇さきがけ物語 ──ある文藝編集者の一生

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ちくま文庫
文壇さきがけ物語 ──ある文藝編集者の一生

  • 著者名:大村彦次郎【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 筑摩書房(2018/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480430984

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内容説明

大正の終わりに新潮社へ入社し、長きにわたり文藝編集者生活をおくった楢崎勤の一生を追うことで、戦前から戦後にかけての昭和文壇草創期の舞台裏を描き尽くした名著。『文壇栄華物語』『文壇挽歌物語』以前の時代を描いた“文壇三部作”の最後。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoyogi kazuo

1
大正の終わりに新潮社に入り、昭和文壇の舞台裏を見てきた文芸編集者・楢崎勤の一生を追う。文壇話の宝庫。幾多の小説家たちの死に様について記されている。最晩年、小説家志望の若い女性に語った言葉が身に染みる。「自分を見つめる手段としてものを書くというのなら大賛成だけれど、文学で身を立てようなどとは考えないほうがいい。平凡な人生をつまらないと思うのは若いときのことで、平凡をすばらしいと考えられる充実した人生を送るのがいい。」2022/07/18

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