内容説明
北川歌麿や葛飾北斎に大きな影響を与えたといわれる浮世絵師、北尾重政が戯作者、小松屋百亀と組んだ「笑本」といわれる春画集。百亀の洒落た文章は清少納言の『枕草子』に材を取った「ものはづけ」で江戸の男女の機微を表している。重政の絵は吉原の遊郭は言うに及ばず、商家の若夫婦、旦那と下女、使用人同士、後家と若者などなど、いずれもリアルな筆致で描き出される。平安時代と江戸時代という時間の隔たった文化が、セックスで繋がっているのはなんとも江戸文化の奥深さを思い知らされる。上中下、三巻に分かれて出版された墨摺りの本を、第一人者の早川聞多が解説した。本書では、さらにカラー図版を加えているので、興味は尽きない。旧仮名遣い。
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