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内容説明
「バクダンオオアリ」は劣勢になると自爆して相手を道連れにする!「シリアゲムシ」や「オドリバエ」はメスにプレゼントをして気を引く……ハイスペックかつ独自の生存戦略をもつ昆虫の生態に驚く本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
17
★★★★☆多種多様な昆虫たちの驚くべき生態を解説した本です。いったいどうやってこれほど凄い能力を身につけたのか小さな昆虫の世界に驚嘆するばかりです。養蚕のため家畜化された蚕は、もはや自然界では生きることができず、人間が蚕を介護しなければならないようです。まさに「過保護のカイコさん」です。人間にとって昆虫は生態系上欠かせない存在でありながら、昆虫にとって人間はどうでもよい存在だそうで、人間を最も殺している動物の1位は蚊で2位が人間だという解説が印象的でした。地球上で本当に不要な存在は人間なのかもしれません。2017/09/16
パトリック
0
このシリーズは基本的にいろんな本からの引用でできているが、その「いろんな本」をすでに読んでいるような人にはあまり意味ないかな。2017/06/28
ねこ
0
純粋に面白かった!!虫達の生態や特徴を、ガチガチに専門用語で固めずに、分かりやすく馴染みやすいように書いてあるので、昆虫類に親しみが湧きやすくなると思います。この作者の方は本当に昆虫が好きで、昆虫を好きになってもらいたくてこの本を書いたんだなぁというのが伝わります。 是非多くの人に読んでもらいたいです。2018/07/28