文春新書<br> 日本史のツボ

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文春新書
日本史のツボ

  • 著者名:本郷和人
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2018/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166611539

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内容説明

日本史は暗記科目じゃない!
天皇、土地、宗教、軍事、地域、女性、経済。七つのツボを押さえれば、日本史の流れが一気につかめる。
最もコンパクトな日本通史、登場。
大事なのは疑問を出す力、仮説を立てる力、そして常識の力。
人気歴史学者が面白くかつ明快に日本史を解説する。

「天下分け目の関ヶ原」は三度あった
律令制は「絵に描いた餅」
応仁の乱、本当の勝者は?
銭が滅ぼした鎌倉幕府
皇位継承 ヨコとタテの違い
川中島の戦い、真の勝者は武田信玄
貴族と武士の年収は一桁違う?
などなど、目からウロコのトピックも満載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

99
個人的に日本史ものは、ほとんど中世・近世・近代・現代しか読まない。正直、古代なんか勉強する意味あるのか?と非常に懐疑的であった。だが本書を読んで自分がいかに視野狭窄であるかよく分かった。歴史の授業で覚えさせられた「白村江の戦い」の敗戦にはどんな意味があったのか納得した。唐・新羅が攻めてくるという外圧を意識することは、(良いか悪いかはわからんが)国としての統一を押し進めるいい機会になるのか。古代も現代も人間がやることは変わらりまへんな。2018/08/03

もりやまたけよし

96
歴史は事実の積み重ねで無味乾燥しているように感じますが、本郷さんの少数派的な解釈でしっかり生きているものだと感じました。今年いちばんのヒット作かも知れません。軍事の部分がやはりいちばんおもしろいかな。2018/04/10

takaC

76
日本史アブストラクトを押さえていないと読みにくい感じな内容だったが色々と歴史の捉え方を刺激された。2018/05/20

bluemint

75
七つの主題ごとに縦に見た日本史。各章の長さがちょうどよく、各テーマを一気に読める。歳のせいで途中で休むと忘れてしまいがちなので嬉しい。複雑に見える応仁の乱を僅か2ページでわかりやすく説明するなど、頭の中が整理された感じ。土地、地域、女性の章が面白かった。2018/04/30

南北

63
日本史を天皇・宗教・土地などの7つのテーマで通史として書かれた本です。東日本と西日本は別に歴史を歩んできたという見解にはなるほどと思いました。また、荘園の寄進という不思議な制度を「口利き料」という切り口で説明している点は納得しました。ただ、戦国時代を実力主義の時代で天皇や将軍の権威が落ちたように書かれていますが、天皇や将軍はその権威を高く売りつけるためにいろいろと画策していたことを考えると単なる実力主義とは言えないのでは?と思います。今後、著者にはそれぞれのテーマで新書1冊ぐらい書いてほしいと思います。2019/02/26

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