ハーレクイン 黄昏どきの眠り姫

著者名：サラ・モーガン【著者名】/仁嶋いずる【翻訳者名】

ハーレクイン（2018/01発売）

• ISBN：9784596917430

内容説明

その指先が、はじめての愛を教えてくれた――RITA賞受賞作家がつむぐ、現代のおとぎ話の結末は……？

マット・ウォーカーの我慢は限界に達しようとしていた。この20年、彼は幼なじみであるフランキーを妹のように見守ってきたが、内心は兄らしからぬ感情で爆発寸前。というのも、恋愛恐怖症のフランキーは女性として見られることを極端に恐れ、少しでも彼が男の顔を出せば、野良猫のように逃げていってしまうからだ。しかし、さえない服と眼鏡の奥には、官能的な曲線と可憐なまなざしが隠れていることをマットは知っていた。進まない関係にしびれを切らした彼は、仕事という名目でフランキーをリゾートへ同行させることに……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Akiko]

とうとう終わってしまった。なんだろう。あったかい。心が。親友3人が素敵すぎる。いいなぁ。たちと、うらやましくなった。もう、幸せすぎる！

2019/11/21

[キッチンタイマー]

内気なメガネっ娘が様々なトラウマを乗り越えて、親友の兄とメロメロになるはなし。ニューヨークを舞台に。マットはいい奴で、内気なフランセスカに振り回されても辛抱強い。犬男子。コメディでござる。

2018/02/03

[Rin]

ヒーローが優しすぎるぐらい優しくて、幸せな気分になれるストーリーでした。両親の不仲、離婚、その後の母親の言動から、愛や結婚を否定する頑ななヒロインですが、それを少しずつほぐし、受け入れるヒーロー。いいなぁ(笑) ｢星降る街のシンデレラ｣とシリーズなんですね。未読だったので、最初だけ人間関係に戸惑ったものの、大きな支障なく読めました。シリーズ他作品も集めてみたいな。☆☆☆☆

2020/03/31

[romance_holic]

だて眼鏡や社交生活ゼロ、世間から隠れている彼女の長所を密かに見つけ、いいなと思ってくれている人が彼女の身近にいます。親友の兄なので、あくまでも友人として、距離を保ちつつもある程度は心を許して、素の自分を彼には見せています。彼のほうは、なんで彼女が自分の魅力を隠そうとするのか、わかっていません。彼は虐待された猫を飼っているのですが、その猫に接する姿勢とヒロインへの態度がだんだんダブってみえてきました。根気強く保護欲の強い優しいヒーローでした☆

2018/06/18

[Ogicch]

自分が妹の親友と付き合うのはよくて、自分の親友が妹と付き合うのはダメって、ヒーロー何のこだわり？自分の手で世話を焼ける相手が常にほしいってことなのか？

2018/06/30