内容説明
幾度も流した涙のあとを、あなたの唇が癒やしてくれる。ロマンス界を牽引するマヤ・バンクス、心震わせる最新刊!
傷を癒やす力を持つジェナは、その特殊な力のせいで幼い頃にカルト教団に拉致され、以来囚われの生活を送ってきた。性的暴行こそ受けずに済んだものの、世間から隔絶され、動物のように扱われる日々。だが20年あまりの月日を経た今、ついにジェナは施設を逃げ出す。そしてぼろぼろの服に傷だらけの足で必死に逃げる中、警備会社に勤める長身で筋骨たくましい男性、アイザックに出会う。彼はジェナが何者かから逃げていると察し救いの手を差し伸べてくれた。初めて知る優しさにジェナの心はとろけるが、容赦なく追っ手は迫り……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
矢田ふみえ
5
強い男。愛するがゆえに心配で、無力を感じる男。読んだ感あるけどいいね。2018/01/13
mum0031
3
傷を癒す能力を持つジェナと、警備会社のスタッフのアイザック。 監禁され、洗脳と虐待を受けていたジェナが、逃走中にアイザックと出会い、アイザックがジェナの追跡者に狙撃され、ジェナが命を救う。 アイザックの、強引なアプローチは 呆れるし、そこまで思ってくれたら嬉しいのか?解らない(*´-`)2018/01/15
akiyuki_1717
2
カルト集団に20年も囚われて、初めは待遇も良かったが、ヒロインが疑問を持ち始めたことで、ロクな食事も与えられず、暴力を振るわれ続け、挙句に売り飛ばされると分かり、逃げ出すところから始まります。ヒーローの車を盗もうとして、出会う二人だけど、すぐにヒーローは撃たれて、自分は死ぬと悟や、ヒロインに車で逃げろと言う男前な行動を取る。ヒロインはテレビも知らないし、外に出たこともないのに、無謀運転でも運転して逃げたところがビックリでした。ヒーローの命を救って絆から愛が生まれるんだけど、ヒーローの愛は濃すぎてヤバイです2019/07/04
kokorika
1
このシリーズは過酷な経験をしたヒロインが、警備専門家たちに助けられるお話。でもヒロインは護られるばかりでなく、ヒーローの安全を考え、自分を苦しめた敵に立ち向かうところがよよく、少し重い感じもするが、ヒロイン一途のヒーローや家族同様の仲間を大事に思う警備スタッフたちもよかった。2020/05/24
みみ45
0
アイザックのメロメロ感が、これまでの彼のキャラとあわず、少し引き気味で読みましたが、まあまあ面白かったです このシリーズは、こういうメロメロ感満載ですね2018/01/28