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内容説明
花王時代に、残業100時間から「12時出社・5時退社」を実現した著者が教える、優先順位づけのノウハウ。
本書は、仕事の優先順位をうまくつけられるようになるための本です。
もし、あなたがたくさんの仕事を抱え、それを処理しきれずに「私は仕事ができない」と思っているのなら、それは勘違いです。
あなたは、仕事ができないのではなく、仕事に優先順位をつけるのが苦手なだけなのです。
よく、「緊急かつ重要」な仕事から処理していくことが大切と言われますが、これだけでは仕事がうまくまわるようにはなりません。
ビジネスの現場では、突然の割り込み仕事が入ることが日常茶飯事ですし、事務作業や、電話対応、メールの返信、社内のコミュニケーションなど、些末仕事も多数存在します。
これらを含めたすべての仕事をやり遂げなければ、いつまでたっても仕事は完結しないのです。
自分が仕事に使える“時間”というリソースはかぎられています。そのかぎられた時間に、抱えているすべての仕事をどう割り振るのか。
これが、究極的な優先順位のつけ方なのです。そう考えると、すべての時間になんらかの仕事を振り分けること、そして些末な作業も含めたすべての仕事をいつやるのか決めることが、優先順位を考えるうえで大切なことなのです。
優先順位づけとは、端的にいうと「今何をすべきか?」を決めることです。
本書では、重要度や緊急度にかかわらず、抱えているすべてのタスクを、決められた時間内に処理できるよう割り振っていくことで、生産性を上げるためのノウハウを解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
49
優先順位です。物事には順番があり、それ次第で生産性は上がるのです。以下メモ。優先順位が狂う原因を知り、その原因を避け、自分で決める、この過程が重要。場所、環境、時間帯、体調によって時間の価値は変わる。分割と集合で仕事をうまく回す。自分で考えるよりも経験者に聞く、という効率。細分化したタスクを見える化する、つまりメモを取る、だけ。やはり基本であることに変わりはありませんね。2024/09/25
ココロココ
16
締切基準でなく、発生日基準で仕事をするように、心がける。 2つの案件が重なったら、慣れている案件を先に片付ける。 時間に余裕がなければ、仕事を断る(かなり難しい)。『時間の価値を大切にする』。少しずつ改善していく。2018/03/03
u1
12
この手の話で、よく聞くのは『緊急かつ重要な仕事』から行う方法である。実は、それを最優先にしてしまうといつまで経っても締め切りに追われることになる。では、どうすればいいか?について、事細かく、超重要な仕事から、シュレッダー作業の雑用に至るまで、かなり細かく指摘している。あぁ、自分もついつい無駄なことからやっていた、と実感。どうしても割り込み仕事が発生するため、それが発生する前提で先に手を打つことが大事らしい。王道の、机の整頓からやり直しやな。2021/01/28
Shohei I
3
仕事の優先順位をうまくつけられるようになるためのノウハウがつまった一冊。 仕事がつまってきて優先順位をうまくつける必要があるのではないかと思ったのですが、中身は時間術でした。時間術の本は何冊か読んだことがありますが、優先順位という視点で時間術を考えたことがなかったなと。本書では、時間の価値を踏まえて、それが最大になることはなんなのかを決めることが大事とあります。 やらなくていいことをなくしたり作業の効率化をすることだけでなく、何に時間を使うのがいいのかということをもっと意識したいと思います。2024/12/21
katsu1969
3
一気に読みました。常に手元に置いて自分の業務でアレンジしてみたい。劇的に変えられる気がする。2018/03/31