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内容説明
多様な問題を集団で話し合う力を育てる「こども哲学」。実践している著者が、その理論や歴史から、具体的な進め方までを実例をもとに紹介する。各教科ごとのやり方、能力の評価方法も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモンメロンパン
12
私は教育者ではないので直接こども哲学に携わることはないが、哲学に対しての理解が深まる良書だった。 哲学とは答えのない事柄を突き詰めることだと思っていたが、著者はそれだけではなく「対話(コミュニケーション」に重きを置いている。 ましてや哲学とは哲学の歴史を辿るだけの学問ではないはず。2023/10/27
りょうみや
11
子ども大人関係なく哲学をすることの意義を述べている面もあるのだが、ここでの「こども哲学」とは今流行しているアクティブラーニングであり、その進め方の本としても有用な内容だった。2018/04/27
しらい
7
やることがパンパンになっていくと、大切にしたいことがおろそかになってしまう。丁寧に、対話を積み重ねていきたい。2015/12/07
Ujiro21
6
対話から繋がりで読む。体系的で学術的な狭義の哲学では無く、 哲学の対話は、誰がどんな職業に就いていて、どんな家族を持っているかなど、いちいち聞きません。広場に集まった人なら誰でもが話す権利を持つのです。それは、現実的に個々の人間を規定しているさまざまな立場や属性はさておいて、ひとりの人間として他の人間に向かって話しかけ、一緒に真理を追究する の姿勢。属するコミュニティが多様化する中で、精神的な安全性を確保し、より実践的な対話方法が示されていて興味深かった。教科科目として、採点する方法も本質的な気がして好感2024/08/26
n-shun1
3
哲学という言葉が持つ難しさか。「とことん考える」くらいで捉える。子供は探究するエネルギーが豊かなので,探究の一手段として考える,対話するのスキルを持つと,一段と深い探究ができるだろう。学ぶことが覚えるだけに焦点化されやすいので,考えることや説明することも学ぶことの一つとする見方が大人側でいる。大人の方が「とことん考える」ことができない(めんどくさい)ことも多い。時間をかけて深く捉えることの価値が見えない世の中か。問いと思考を楽しむ(面白がる)のは文化の影響が大きいのかなぁ。2023/08/11
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