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内容説明
「メールで同じ言葉が続く」「仕事のやり取りで言いたいことが伝わらない」「謝罪文で相手を怒らせてしまう」など大人の日本語の悩みは、「言い換え力」で解決! メール・日常会話からビジネス文書まで、すぐ使える実践的なアイデアを多数紹介するとともに、一生モノの「言い換え」の技術・発想を身につける10の実践的方法を伝授する。
■本書を読めば、大人の日本語の悩みが一挙解決!
・「知性」「教養」を感じさせる表現力が身につく
・ 言いたいこと、言いにくいことが確実に伝えられる
・ 相手の年齢や立場、話の文脈に合わせて言葉を選べるようになる
・ わかりにくいことを噛み砕いてわかりやすく説明できる
・ どんな文章でも要約・詳述する力がアップする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hk
22
これは何度も読み返したい本だ。書き言葉のチョイスはどこまでいっても難しい。 …格調高く知的な語彙を使えば角が立ち、話し言葉を多用すれば稚拙になり、専門用語を用いれば一般の人々を置いてけぼりにしてしまい、言葉を尽くして説明すれば冗長になり、単純に書けば舌足らずになり、婉曲的なレトリックを駆使すれば要点が伝わらない… といった塩梅で「正確さ」「解りやすさ」「美しさ」は鼎立しないのだ。しかしTPOに応じて適切な文体というものがある。本書は状況に応じた「言い換え力」「文体選択力」を養うのにうってつけの一冊だ。2018/08/13
hk
19
「感情名詞」という知見を今回の読書で得た。「あの人は…」「あの頃は…」といったぐあいに、感傷をつよく伴う名詞を「感情名詞」という。感情名詞は書き手から読み手に具体的な状態は伝わらない。一方で書き手が「あの人」や「あの頃」に強い愛着をもっていることだけはヒシヒシと伝わる。だから「書き手の感情が読み手に心底から伝わる名詞」という意味あいがあり、これを略して「感情名詞」というのだ。さしずめ「遠い目をした名詞」といったところだろう。これからは感情名詞をバシバシ用いて、ナイス獲得率を回復させよう。あの頃のように……2019/11/16
Nobu A
7
石黒圭先生の著書は半分以上は読了し、被る部分が結構あるような(うろ覚えなので)気がするが、本著は構成面で画期的。ある意味、各機能に目新しさはないが統合性に優れたiPhoneを彷彿。「言い換え力」をテーマに例えば「知的な表現」と「やわらない表現」の対で10章構成。多様な現実社会で相手、場所、目的等に合わせて言葉選びが必要。知的の対極のやわらかい(ある意味、稚拙)の線上で適切な選択をするには幅広い表現力、所謂、言い換え力を養成するのが前提条件。使い慣れた表現で済ますことが多いが、立ち止まって考える必要あり。2019/04/27
hiyu
7
大人だけでなく、高校生や中学生向けでもある。過剰とも言えるほどナーバスになる必要はないだろうが、知っていて、損ではないし、主として知的な印象を出せるだけでも儲けものといえばそうか。一つ気になったのだが、「~させていただく」という表現があったこと。個人的にはこの使いまわしの連発に少々辟易することがある。著者はどのように感じているのだろうか、これが気になった。2018/06/12
てながあしなが
7
卒論を書いていたら、どうも同じような表現を繰り返してしまうきらいがあり、どうにかしようと思っていた。その矢先、書店に新刊としてこの本が積まれていたので、天啓だと思って読んでみた。全ての内容が参考になったとはお世辞にも言いがたいが、まあ身にはなった。こんな時期なんだし、オビにももっと卒論をしたためているような学生に訴求できる内容にすればいいのに、と残念に思った。2017/12/22
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