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内容説明
孫子もいいけど、やっぱり『論語』! 人生の指針になる孔子の教えを子どもにも分かりやすく解説! 『論語』は約1500年前に伝来し、長年親しまれてきた書物です。孔子の時代から、人々の悩みは変わりません。周りの人の目を気にしたり、人生の生きがいを探したり、学ぶ目的に迷ったり……そうした現代にも通じる疑問に答え、人間として大切な価値観を弟子たちに伝えた記録、それが『論語』なのです。本書では、人気教育学者として活躍する齋藤孝先生が、子育てに役立つ孔子の言葉を45厳選し、超訳して解説。子どもをまっすぐ、たくましく育てるための『論語』の入門書。『子どもが育つ論語の言葉』を改題。 【項目例】●「君子(くんし)は争(あらそ)う所(ところ)なし」→バカバカしいことでケンカしてもしょうがない ●「過ぎたるは猶(な)お及ばざるがごとし」→やりすぎちゃいけない ●「小人(しょうじん)窮(きゅう)すれば斯(ここ)に濫(みだ)る」→人間ができていないとパニックになる ●「人の生くるは直し」→まっすぐに生きなければだめだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つん
1
孔子はこんないい言葉を言っていたのか、と改めて感じました。2000年も前に生きた人の言葉が、現代でも十分通用する、ということは本当に凄いことだと思います。また、齋藤先生の現代に当てはめたシチュエーションも分かりやすかったです。いくつか聞き覚えのあるものもあり、高校の古典でやったのかなぁとしみじみしました。あの時はふーん…で終わったものも、今もう一度読むといい言葉だ!と感じるのですから、論語は何度読んでもよいものだと思いました。2021/12/11
大先生
1
論語は、子どもへの一生ものの最高のプレゼント!さすが、齋藤先生。上手いこと言いますね!子どもにプレゼントする前に、まずは大人が理解する必要があるという点が手間ですが。笑。私は最近仕事で悩むことが多いのですが、「天を怨みず、人を咎めず、下学して上達す。我れを知る者は其れ天か」という気持ちで頑張るしかないですね。天は、きっと見ていてくれている!2020/02/04