AIアシスタントのコア・コンセプト - 人工知能時代の意思決定プロセスデザイン - 人工知能時代の意思決定プロセスデザイン

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AIアシスタントのコア・コンセプト - 人工知能時代の意思決定プロセスデザイン - 人工知能時代の意思決定プロセスデザイン

  • ISBN:9784802510844

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内容説明

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Amazon Echo、Google Home、Clova WAVEなど、各社から様々なスマートスピーカーが発売されています。これらの会話型AIアシスタントは、これからのビジネスをどう変えていくのでしょうか?

本書では、社会学的な知見を土台に、AIアシスタントがもたらす大きな変化をひもとき、50個のコア・コンセプトとしてまとめて丁寧に解説しています。視覚型から会話型のインターフェイスへ、意欲後から意欲前の行為選択へ、CRMからVRMモデルへと抜本的な刷新が起こり、消費者の購買行動プロセスや流通・広告のあり方が大きく変化する可能性を持った今、これからのサービス構想に必要となる「新たな語彙」と「新たな見方」を提供する一冊です。


AIが社会を変えるのではない。社会の様々なインターフェイスが変わることで我々の意識が変わるのだ。本書では、今後の社会を考えるうえで下敷きにすべき重要なことが余すところなく網羅されている。
津田大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)

目次

イントロダクション

PART I SCOPE:いま何が起きつつあるのか
01 AIアシスタント
02 行為選択のデザイン
03 行為選択の構造化
04 意欲前領域と意欲後領域
05 意欲前領域に関わる分野
06 オプトアウト
07 会話型
08 意欲後領域に関わる分野
09 視覚型
10 オプトイン
11 A2 / VRM モデル
12 VRM
13 PDS
14 改正個人情報保護法
15 フォースパーティ
16 ベンダー
17 ビジネスモデル

PART II STAGE:意欲前意欲後領域
意欲前領域に関わる分野
18 選好の充足化
19 デピュタイズ・アプローチ
20 代価対象の再検討
21 選好の多様化
22 ファシリテート・アプローチ
23 受容感度の向上
24 リアルタイム・ステイタス
25 ナッジ
26 会話型インターフェイス
27 Amazon Echo のインパクト
28 チャットボット
意欲後領域に関わる分野
29 オブジェクト指向インターフェイス
30 検索エンジン
31 Amazon Dash

PART III STRATEGY:戦略の来し方/行く末
32 愛着を向上させる仕組み
33 キャラとキャラクター
34 テキストとコンテキスト
35 レイテンシー
36 ノイズ
37 負担を低減させる仕組み
38 スヌーズ
39 サブスクリプション
40 全部記録
41 あえて間違える自動運転
42 即時性を抑制する制度と機能
43 全てを記録するデバイス
44 インターフェイス
45 AR / VR
46 UXCD
47 立体音響
48 ニューラル・レース

PART IV SKETCH:フューチャー・ビジョン
49 次の広告から、広告の次へ
50 商品広告から、消費者広告へ

  アンプラグド・コンセプト
  コンセプトモデル:A2NS

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

6
いまIT系の流行りは深層学習とブロックチェーンみたいだけども、本書が対象としているのは Amazon Echo のアレクサみたいなやつである▲商品の外装はなぜ自分自身を広告しているのか、ということが問い直されていた。例えば、飲食店のテーブルには醤油瓶や箸が置いてあることが多いが、ふつう我々はそれらを売り物と思って買うことはない。また、料理を盛られた器を持ち帰る人もいないだろう。それはなぜなのか? 改めて考えるとそんなに自明ではないなぁ…。いまの我々は既製品を買わされることに慣れすぎなのかもしれない。2018/01/08

A.Sakurai

2
私は一貫して音声インタフェース否定派だ。AIスピーカーが大流行りでアメリカでは広く受け入れられているという報道を目にしても変わらない。文脈を解さない音声コマンドが適用できることは限られると考えている。本書はAIスピーカーを取り上げて、どう使われていくのか論じている。現在の使い方は本来のものでなく、本命は「意欲前領域」と本書で呼んでいる行動の先回りをAI学習で実現することだとしている。音声コマンドはクソであるが溜め込むことで発生前の行動を誘導しようとしていると。その通りだろうが、上手くいくかは別の話。2018/04/11

yutolog

0
人は製品やサービスに無関心化してきている。そのためファシリテート、デピュタイズアプローチなど意欲前領域での工夫が重要になってくる。 AIアシスタントは人のワーキングメモリーを節約する方向であるべきで、フィルタリング、スヌーズ、自動化が主な役割になるだろう。 製品としては愛着が持てるようにユーザーに主体的に関わる機会をデザインすることと、視覚や聴覚などを組み合わせ、人の特性に合致した方法でアプローチすべきだろう。2019/06/05

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