内容説明
“本屋さん”への想いに揺れる家政婦・宵子の昭和レトロ浪漫譚
商店街のはずれにある「山下古書店」。
新米家政婦・宵子（よいこ）の努力により、 廃業同然だった店にも最近はちらほら客が入る。
一人前を目指して今日も立ち働く宵子には実は、男やもめで無精者の店主・一生（かずお）との間に秘密があって――。
意地っ張りでおせっかい、そしてとびきり一途な宵子と、年の分だけ臆病になった一生が、人情あふれる下町を舞台に繰り広げる、懐かしくてちょっぴり切ない年の差純情恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
2019年の2月にこちらだけ読了していたようでした(;´∀｀)。でしたって言うのは記憶から消えておりまして。レビューも若い・・今より若かったので当時ですとまずまずかと。今レビューを書くなら・・中年のおっさんの最後の足搔きと冒険にお尻を叩いて「頑張らんかい！」と。？うちの娘がおっさんを掴むことはありません。断じて！。だって私の亭主との年齢差・・今になって「しもた～爺さんになるのが早いの忘れてた～」と後悔の真っ只中(#^^#)。2022/07/04
はつばあば
41
一巻がkindleUnlimitedではなかったのでこの本を選んでみたら恋綾繋の続きの内容でした（ちょっとお得気分です）。恋綾繋のレビューを書いたあと、宵子のお父さんと一生が同じ年齢？息子が宵子より年上？？。そりゃ父親としちゃ勘当だ！って言うのもわかる・・と後から少しの自己反省。この本でも宵子さんの想いと一生の大人としての思いやり？？にはがゆくなったり切なくなったり。結婚なんてものは若い時に勢いでするもの。かたや年配で子持ちとなりゃ・・躊躇も躊躇、一生の心の揺らぎがとてもいいです(#^^#)。2019/02/07
hirune
35
【Kindle】うーん 宵子はどういう状態になれば 家政婦として一人前になって一生との結婚に踏み切れるのか？その基準が分からず 待たされて しかも理性で抑えて我慢の子なのに 何かといえば嫉妬される一生はちと可哀想な気がする?最後の記憶喪失ネタって使い古されすぎて 安易ではないかしら？あっさり尻切れとんぼな結末だしなぁ☆2019/01/26
うまる
30
続編。前作のような生々しい所がなく、読み易いラブコメな感じで断然面白くなりました。むしろ1巻目はなかったことにした方が良いくらい。ちょいホラーとか、色んな方向性の話を読めて楽しかったです。 漫画だと、記憶喪失回をやるとネタ切れ、終わりが近いみたいな話がありますが、これもその一つになってしまうのでしょうか。しばらく続きが出ていないようです。2021/11/30
ぽぽ♪
29
年の差不器用カップルの微笑ましい姿は良かったですが、ファンタジー要素ガッツリの話は、いらないかなぁ… 職業としての家政婦さんは立派だけど、恋心を封印してまでってのはちょっと理解出来ないかも。でも、好きなシリーズなので続編早く読みたいです。2018/02/03
