内容説明
学校の勉強は簡単、それだけでは不十分と言われる。低学年のうちから学習塾に通わせるべきか悩む親も多い。しかし実際には、授業内容を100%習得できている子はむしろ少数。計算なら、問題を見た瞬間解ける。漢字なら、お手本なしでスラスラ書ける…。パッとできる「スピード」が大切。それには家庭での徹底反復。「学校で習う→家庭で定着」そのサイクルに入ったら、勝手に学力が上がっていく。35年間、1000人近くを教えた現役教師だからわかる、小学生の勉強の真実!
目次
第1章 現役教師だから知っている「小学生の勉強」の真実
第2章 これが、学力を本当に上げる家庭学習です!
第3章 本物の家庭学習〈算数編〉
第4章 本物の家庭学習〈国語編〉
第5章 本物の家庭学習〈理科編〉
第6章 本物の家庭学習〈社会編〉
第7章 楽しんで勉強を続けるために親ができること
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
この人の語り口はわかりやすくてすごく好みです。私自身が好きなこと以外は全く集中できないタイプの子どもだったので、この人の教育メソッドは正に私向き。10ます計算はすでに無料でダウンロードさせてもらって、オタマが楽しむ「ゲーム」になっています。この人の本を1年生になる前に読んでおいて本当によかった。家庭学習の基礎を教わったおかげで、昨日も笑いながら1時間算数の勉強を一緒にしました。その後は英語を食前食後に1時間。ま、これは自分の得意分野ですがねえ。2018/07/11
navyblue
19
家庭学習でここまで親が支援することができたら、きっと子供の学力は安定して伸びて行くのでは、と思えるようなヒントがたくさん。できれば授業でも、「一文解釈」をおこなってみたいが、時間がどうしても足りないので、選りすぐりの場面だけに絞ってやってみるのも良いかも知れないと思った。家庭学習のポイントは「短く、何度も、長時間」。2018/03/13
きゅー
9
著者の主張は、子どもの集中力は短いので、学習内容を5~10分にまとめ、教科や題材をコロコロ変えて飽きさせないのが良いということ。そして習得するまでは何十回でも繰り返すことが重要だという。小学2年生の息子の授業参観の時、最初の15分はカルタやそれに類することをさせて集中力を高めさせていたので最近の流行なのかもしれない。ところで、ゆとり教育への反動として授業の進むペースが早くなっているという。今では分数を小学2年生で習うそうだ。なんとも忙しないものだ。とりとめもない感想です。2019/07/14
Tanaka
8
集中は続かないので時間は短く色んなことを。2022/01/12
jotadanobu
4
親向けに書かれてある本だが、子どものつまずきとその対策についてかなり具体的に書いてあるので、また一人これで包み込める子どもが増えたように思う。こうした究極まで突き詰めた子ども分析というものが出来たら、どんなに教育の可能性が広がっていくだろう。親のように、本当に一人一人と向き合うことができたら、子どもはどこまでも伸びていける。一教師としての物理的な限界はあるとしても、寄り添える究極までは到底達していないことも自覚し、これから一歩でもそこへ近づいていけるよう気を引き締めよう。2018/01/01
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