内容説明
カノン砲、榴弾砲、臼砲、艦載砲などの大砲の種類や使用される火薬、薬莢、弾丸などを図解で解説。火砲が使われ出したころから、第二次世界大戦で使われた火砲までを扱っています。また、火砲ではありませんが、火薬を使う海上戦の兵器である魚雷や機雷についても解説しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
電羊齋
2
火砲についての良い入門書。中世における火砲の発生から近現代までの火砲の歴史、火砲の構造、分類について要点をうまく押さえている。図もわかりやすい。2020/02/16
ゴジラ 芹沢
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火砲と言っても大規模な火薬全般を解説してあって、何も大砲のみという訳ではない。2014/07/16
かずら
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大砲のしくみ、その種類について図とともに説明する本。とにかく図が多くて見やすく、眺めているだけで楽しめました。陸上の大砲から艦載砲まで広く浅く書いているため、ニッチな知識を求めている人には向かないかもしれません。ミリタリー知識がほとんどない私にとってはちょうどいい難易度でした。「砲兵は狙われる」や「弾を後ろから入れられなかった」などの情報はまったく知らなかったので参考になりました。2014/06/11
mittaka
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絶え間ない戦いの歴史の中で、人類が手にした兵器の一つ「火砲」。その誕生、改良の歴史および、さまざまな種類について学んだ。その中で「モンス・メグ」は実物を見て触ったことがあるので親近感を感じた。あらためて「モンス・メグ」の射程距離が鉄弾で1.3キロメートル、石弾はその2倍あることを知り、その威力に驚いた。2014/03/30
カティサーク
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火砲の歴史、構造や運用方法がよくわかりました。広い年代をカバーしてるので、専門的知識を欲して読む方にはものたりないのかも。 歴史の本を読むうえで、理解の助けになる本でした。2013/09/03