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内容説明
日本経済の根幹部分を支えてきた1947年~49年生まれ(第一次ベビーブーム)を中心とした団塊の世代が、2007年から段階的に定年を迎える。と言っても、悠々自適に隠居生活を始めるには若すぎる。本書は、人生後半からの天職の見つけ方をアドバイス。プロキャリアカウンセラーの著者はこの本を執筆するにあたって、50歳以上で転職経験のある多くの男性を取材し、たくさんのケーススタディから典型的なパターンを紹介しながらキャリアカウンセラーとしてのアドバイスを展開していく。「今度こそ好きな仕事」と言いつつも、「自分は一体なにが好きなのかわからない」「好きなことと仕事を結びつける方法がわからない」と思案にくれる人々の一助になる一冊である。主な項目として、「やとわれ社長への道」「『やれる』ことの中から『やりたいこと』を見つけよう」「まったく興味なかった仕事へ」「未知の仕事に挑戦─営業からカウンセラーへ」「海外で仕事を探す」「会社を設立する」「年齢がプラスになる仕事」など、今度こそ会社人間ではなく、本当に好きな仕事に転職するための情報満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
4
う~ん、レビューとして書くのは難しい。いろいろな人生のエピソードをもとに、その章ごとに自分自身の方向を探るための課題があり、それに答えていくと「好きな仕事」が見つかるというもの。キャリアカウンセラーとしての仕事を書籍形式にしたような感じかな。「人生=仕事」と考えれば、自分の生まれてきた役割、自分の能力で何が世の中に貢献できるのか、といった大事なテーマである。ただし「人生後半」といった条件がつくため、「人生のすべてが仕事だけでない」といったニュアンスが入ると簡単にはその答えは見つからないと感じた。2018/03/29
いちりん
0
面白い自分掘り返しワークが10も有ったので、やってみようと思う。会社のキャリアプランのワークとは違う視点もあるので、何か発見できそう。掲載事例が見事に男性ばかりなのは残念。奥さんを味方につけて、というアドバイスなど、典型的な昭和のオジサンを思い浮かべてしまった。2022/01/26