青春文庫<br> なぜか子どもが心を閉ざす親 開く親

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青春文庫
なぜか子どもが心を閉ざす親 開く親

  • 著者名:加藤諦三【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 青春出版社(2017/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784413096812

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内容説明

なぜ、「小さい頃はいい子だった」あの子が心を閉ざすのか?なぜ、人から好かれないと不安でたまらない大人になってしまうのか?それは、「親子の役割逆転」と呼ばれる心理問題が原因かもしれない。子育てに悩む、一生懸命な親が読んでも、親から受けた心の傷から生きづらさを抱える大人にも、人生が変わる気づきのある一冊。『子どもと心の通う親 なぜかスレ違う親』を加筆修正、文庫化。「この本では、子どもが心を閉ざしていることに気づかない親が心の内に抱える問題として、この『親子の役割逆転』を分析し、次に、本当の意味で子どもを伸ばす、心のふれあいがある親子関係について述べた。」(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makimakimasa

9
毒親に悩む友人の話を聞き、自分に子供ができたばかりなのもあって、久々に著者の本を読みたくなった。先に流し読みした妻は「事例が極端過ぎる」との感想。その気持ちも分かるが、自分には明快な断定調で分かり易い。教育の目的は「自分が何がしたいかを分からせる」「自分の人生を愛する事が出来る人間にする」、その為には「子供に素直な感情表現を許す」「子供の生活の自由な領域を与える」。子育てに大切な8つの条件―なぜ?、具体的に、身をもって、過程を大切に、衝動の抑え方を教えるよりもっと楽しい生き方がある事を示す、etc。2020/09/12

てくてく

7
親が子供を自分の不満のはけ口ないしは虚栄心の道具として利用し、「いい子」であることを直接・間接的に要求する。子どもの側からすれば、借金のかたに連れてこられた雇い主の家で暮らす様なもので息苦しい。著者自身の体験に基づいて気分が重くなりながら読んだ。とりあえず「いい子」であった私の子供時代と多少重なる点もあった。2017/11/11

ユウティ

5
ノイローゼ、登校拒否児、神経症などの言葉に思ったよりも古い印象を受けた。またタイトルの親は8割方母親についてだった。無意識領域とかフロイトっぽい(?)言い回しもあるので、少しでいいから最近の情報に触れてから手に取らないと面食らったろうなと思う。子どもを持つ前や、赤ちゃんがいるなら有意義かも。最近の本とはスタンスが違っていて、大人になってからの解決策、生きづらさ解消のヒントは一切載っておらず、慰めもあまり得られなかった。学問的な本でも知ることで安らげる事が多いけれど、本書は消化に少し時間がかかりそう。2021/12/10

る-さん

1
タイトルからグッと意識させられる「毒親」という潜在的なフレーズ。「いい子」が抱える背景とは、また親としてどの様に接することで子どもは心を開き、「いい子」でなくてもいられるのかを知るべく手に取った。強烈に印象に残ったのは『良い子の親はその子が自分の子だからかわいいのではない。自分に都合が良いからかわいいのである。自分に何かメリットがあるからかわいいのである。「良い子」の親は子ども自身がかわいいのではない』ということ。子どもをかわいいと思う際、この「かわいい」は何故だろうかと問い返すのは有効である様に思われた2023/03/05

rinel

1
 無意識のうちに小さな誰かに「いい子」を強いていないだろうか?自分の不快感を肩代わりさせていないだろうか?  そんなことを考えながら読み進めた。2017/11/15

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