朝日新書<br> 小沢一郎の権力論

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朝日新書
小沢一郎の権力論

  • ISBN:9784022737465

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内容説明

安倍晋三vs.小池百合子vs.共・立・社の構図で戦われた2017年総選挙のウラ側には、何があったのか? 政権交代を仕掛け、細川内閣、民主党内閣を誕生させた小沢一郎が、田中角栄時代から知り尽くす権力のすごさ恐ろしさのすべてを語る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

20
2017年12月の本。終章で2017年10月の衆院選の様子が紹介されている。先の選挙では選挙区で破れ比例で復活当選。この40年間、確かに日本の政治のキーマンであったが、果たして次はどうするのか。小沢氏の語りの前後を小塚氏がカバーするという感じ。2022/01/30

nishiyan

6
2009年前後から小沢一郎氏を取材している夕刊紙記者によるインタビュー本。小沢氏が忌憚なく語っている。ここ数年の小沢氏の考えや行動の理由に止まらず、政権交代の必要性や小沢氏にとって最大の苦難であった陸山会事件等々を上手く聞き出している。大変興味深かったのは田中角榮元首相について語っているところ。「苦労人ほど信用しない」というところ。自身の父である佐重喜氏を引き合いに出して語っているのには驚いた。あと羽田孜元首相への弔辞が全文掲載されているのだが、二人の関係性を現していて、とても味わい深い。2017/12/18

星辺気楽

4
最近はあまり目立った活動をしていないように思うが、野党共闘のために尽力してもらいたい最右翼。2019/01/16

Kentaro

4
日刊ゲンダイの記者だけに、小沢一郎の応援をしているかのように、全てを肯定的に解説している。例えば、自民党時代91年に総裁の座を争う、宮沢喜一、渡辺美智雄、三塚博の三人を当時竹下派会長代行だった小沢が総裁候補を個人事務所に呼んで政策を聞いたといういわゆる小沢面接だ。 海部の後、竹下派が総裁候補を出さなかったことにより三派閥の領袖が、竹下派の支援を求めたからである。金丸信の意向を受けた小沢が、49才の若さで3人の領袖を呼びつけた振る舞いは傲慢であると否定され、かつ、その後豪腕政治家と言われるきっかけとなった。2018/09/22

きよちゃん

3
至極真っ当なことを主張しており、ずっと好きな政治家。誤解されやすいのもまた人柄だが、民主党時代後半の扱いには怒りすら覚えたほどだ。もう少しで二大政党制が根付いたのにと悔やんでも悔やみきれない。今一度彼の力が必要だと思うのは自分だけではないと信じたい。2018/01/24

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