U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

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U理論[第二版]――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

  • ISBN:9784862762474

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内容説明

<p>自己・組織・社会のあり方を根本から問い直す</p><p>イノベーションと変革のプロセスを体系化し、各界に大きな影響を与えている変革理論「U理論」。それは革新的なアイデアを具現化する方法であるとともに、真の自己を見出す道でもある――。ますます混沌とする世界に私たちはどう向き合うのか。豊富な実践事例を踏まえ改訂された第二版。</p><p>盲点に気づき、真の自己につながる時、すべてが変わり始める――。</p><p>VUCA(変動、不確実性、複雑性、曖昧さ)の時代、私たちが直面する課題に対処するには、「過去から学ぶ」のでは到底足りない。必要なのは、「未来から学ぶ」ことである――。経営学から心理学、認知科学、東洋思想にまで及ぶ学際的な研究と、多様な分野のイノベーターたちへの取材をもとにMITで生まれたU理論。その学習と創造のプロセスは、企業・行政・非営利セクターなどあらゆる分野で変革に取り組む人々に支持され、実践されている。</p><p>自らの盲点に気づき、真の自己――知とインスピレーションの最も深い源――にアクセスすること。「出現することを望んでいる未来」をともに感じ取り、ともに創り出すこと……。自らのものの見方・考え方に大きな転換を迫るUプロセスは、自己・組織・社会の「あり方」を根本から変え、目覚ましい成長をもたらす力を秘めている。</p><p>この第二版では、U理論誕生から今日までに生まれた世界各地の事例を踏まえ、5つの変化の傾向を示す新たな前書きが追加されたほか、全編にわたり加筆・修正が施された。ケルビー・ビードによる8枚のカラー挿画はUプロセスの旅の見取り図となるだろう。</p><p>「未来創造志向のリーダー像とイノベーションのプロセスを学際的に描く味わい深い一冊」――野中郁次郎(一橋大学名誉教授)</p><p>「発見の瞬間や相互理解の瞬間に私たちの知性、感情、意志を“開く”方法として、 U理論モデルは深遠で、誰もが待ち望んでいたものである」――エドガー・シャイン(MITスローン経営大学院名誉教授)</p><p>「この本はインスピレーションそのものだ。創造のプロセスに定義を与えている」――アイリーン・フィッシャー(アイリーン・フィッシャー・インク創業者)</p><p>「U理論とその方法論は、大きな根本的な変化を迎えつつあるこの時代にあっては特に、リーダーシップの本質に深く関わっている」――ピーター・センゲ(MITスローン経営大学院上級講師)</p><p>「U理論が組織に及ぼす効果は目覚しいものだが、それにもまして重要なことは、多くのリーダーが経験した驚くべき個人的成長だ」――マーシャ・マーシュ(世界自然保護基金COO)</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

多分マグマグ

4
この本を読むことで「深い学び」を理解できる!内容は難しいかもしれないが、深い学びを得るときの良い参考になる。図書館の返却期限が近いので、一度返却してまた借りよう。2023/07/05

kentake

4
人と組織に関わる問題を解決するための画期的な手法であるU理論の解説書。現代の組織が直面する複雑性の下では、未来は過去の経験から推し量ることができず、出現する機会を感じ取る新たなアプローチが必要になる。そのための手法がU理論である。 U理論の基本は、開かれた思考、開かれた心、開かれた意思にあり、それがダウンローディングの状態からプレゼンシングに至る想像の体系を産む。自らの思考や自分の意思に固執した状態から脱することができないとダウンローディングから不在化に至る破壊の体系に陥ることになる。2018/02/17

HideTanaka

1
何かを知り、変化を起こすまでの過程にどう向き合うのかを説明してくれる本。 自分を変え、場やシステムを変えるには、オープンマインド・オープンハート・オープンウィルの心構え・気構えの状態でDownloading、Seeing、Seising、Presensing、Crystalyzing、Prototyping、Performingのプロセスを進めていくとよい、というようなことを教えてくれる。「出現する未来から知る」等、言い回しが少し独特ではあるけれど、伝えてくれていることは普遍的な上、価値も高いと思います2025/05/02

ちょゆき

1
U理論は現代に必要な考えだと実感した。現代、特に日本は旧来の正しさに縛られて過ぎ、予め正解を定義できないと組織も個人も動けなくなってしまっており、それが組織や個人の停滞を招いている。またコンサルが市民権を得てどこもコンサルを導入し、合理的な正しさからの硬化に拍車がかかっている。 本書では過去の経験から基づく判断(ダウンローディング)から脱却せずに正しい未来を描き眺めることに継承をならし、本質的な想像のために必要なプロセスを描いている。今後はU理論的な企業や個人が生き残る時代になっていくと感じた。2025/04/13

ゆう

1
★★★★★ 個人、組織、社会において、過去の因習に束縛された現在が、同じように現在を因習して未来に進んでも変革は生まれない。過去の因習を断ち切り、過去の延長線上にはない、より高次元な個人、組織、社会を出現させるための思考法と実践法を明示している。非常に抽象的な表現となっており、本書の文脈を理解するにはある程度の努力が必要である。だが、その文脈が理解できれば、ここにある知識は極上のものと実感できる。苦しい前半を越えると、残るのは輝く知との出会いだ。最終的にページをめくる手が止まらなくなった。2019/05/11

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