内容説明
「ひとり」を楽しむ極意。69歳初エッセイ。
オレのことは、ほっといてくれ!実力派俳優として活躍する一方、プライベートでは、ひとり居酒屋、ひとり旅、おやじバンドほか、気ままに「ひとりの時間」を謳歌する。「定年後」に不安を感じる迷えるおやじ世代必読の初エッセイ。
<一章>ひとりを楽しむ
頼むから放っておいてくれ
居酒屋はひとりにかぎる
居酒屋は‘人’で決まる
酒場で繋がる素敵な縁
家呑みの楽しみ
<二章>日々を楽しむ
妻の手のひらの上であえて踊る
夫婦だって所詮はひとり
断捨離は絶対にやりたくない
自分で選ぶからファッションは面白い
<三章>寸暇を楽しむ
日がな一日ぼんやりするのもいい
好きなことに年齢は関係ない
高級ソバより町場のソバが好きだ
思いたったら旅に出る
京都はイソギンチャクのような街
<四章>仕事を楽しむ
過ぎたことは「正解!」とする
存在はネガティヴ、思考はポジティヴ
来た仕事は倍にして返す
人生は‘あみだくじ’
得意不得意は自分で決めない
<五章>人生を楽しむ
やりたいことを見つければそれでいい
父の背中、息子の優しさ
マイナスは何かの弾みにプラスに転じる
一%の運を呼び込む九十九%の努力
とことん生きる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
6
《私-図書館》ひとり居酒屋、ひとり旅、憧れるなあ。楽しそうだし、共感することも多い。2019/11/07
ベローチェのひととき
4
芸能人のエッセイ集を読むのは個人的に好きなんだけど、今回は「ひとり居酒屋、ひとり旅・・・」という文言につられて読んでみた。仕事のこと、好きなことなどが書かれており、構えることなく、自然に読み進めていくことができた。共感できる考え方が多かったと思う。2019/01/01
Kazuo Ebihara
4
数年前、博多の居酒屋のカウンターで、隣あわせになったひとりの男性。私が店主や奥さんと言葉を交わしていると、隣人もぽつりぽつりと語り始め、4人での会話となりました。作日も来店されたこと、九州を仕事で回っていることなどが判明。ピッチ良くぐいぐい飲んで、静かに帰られました。奥さんから、「あの方、角野卓造さん。気付いてました?」 「えっ、ほんと。判りませんでした」店内の他のお客さんは全員気付いて、耳をダンボにして会話を聞いていたようです。この本に書いてある通りの店の空気を壊さぬ見事なひとり飲みっぷりでした。 2018/08/28
ゆきまる
2
すぎた たくぞう 「過ぎたことは「正解!」とする。→これだけを読みたくてアマゾンから購入しました。過去の迷いを吹っ切れることができた。2019/08/29
まぼちゃん
2
選んだ道には意味がある2018/06/01