内容説明
未知の問題にであっても、自分の頭で考えられるようになるために。
「2020年 新学習指導要領」対応版が登場!
「学習の作法」とは、進学校やすぐれた進学塾では当然とされている学習法の基本、
昔のできる生徒がごく自然に身につけていた勉強への取り組み方のことです。
具体的には、
1 基本作法…できるようにする
2 習得作法…できることをさらに繰り返す
3 未知の問題を解く作法(1)…分析する
4 未知の問題を解く作法(2)…俯瞰する
5 応用実践学習作法…自分で説明できるようにする
の5つのものがあります。
1つひとつの作法を見ると、もしかしたら、「何を当たり前のことを……」と思われるかもしれません。
しかし、その「当たり前のこと」が身についていないばかりに、難しい問題を目の前にすると手も足も出ない、というケースがあまりに多いのです。
2020年の「新学習指導要領」をはじめとする教育改革後は、
センター試験が廃止され、「思考力・判断力・表現力」が重視されるようになります。
本書では、その傾向に合わせて「これからの時代を生きる中高生が身につけるべき作法」を増補し、
基本的な頭の使い方、思考プロセスを身につけるための実践的な方法をご紹介していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
8
生徒におすすめできるかなと思ったが、あまり新鮮味もなく残念。特に国語に関しては、内容が薄いと感じた。2019/11/18
ちい
4
新学習指導要領に対応という言葉で買ってしまったが、受験生のための受験のための本だった。しかし、学校教育でも取り入れられることも存分に記述されていた。 特に、「できるようにする」の①満点にする。②時間内に出来るようにする。③即答できるまで繰り返す。「できることをさらに繰り返す」①すらすら読めるようになっている。②意味を把握できている。③ことあるごとに繰り返す。などは取り入れたい。2018/02/27
凌🔥年300冊の読書家🔥
2
小学生から高校生まで 必要な勉強 そのやり方 身につく教材 が載っていてとても網羅的 気になったテーマはその専門の本に飛ぶとより理解が深まりそう2019/12/04
D-5
1
★★★2020/07/21
家主
1
B シャドウティーチングの話は、教えることがラーニングピラミッドの土台部分になっていることを思い出させた。人に教えることは一番の学習であることは間違いないと思う。基礎の問題は即答できるくらいになれば、十分身についたと言えるというところに、同感。学習の作法を身につけさせるのはとても大事。もう少し学校現場にもこの考えが降りてくると良い。2018/04/13