毎日新聞出版<br> 維新の商人(毎日新聞出版) - 語り出す白石正一郎日記

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毎日新聞出版
維新の商人(毎日新聞出版) - 語り出す白石正一郎日記

  • 著者名:古川薫
  • 価格 ¥1,699(本体¥1,545)
  • 毎日新聞出版(2017/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620324807

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内容説明

明治維新150年史秘録。高杉晋作ら尊皇志士たちの「パトロン」として明治維新という革命運動に身を投じた長州の豪商・白石正一郎の数奇な生涯を追う。直木賞作家渾身のライフワークここに結実。下関の廻船問屋「小倉屋」8代目白石正一郎は、萩藩の支藩清末藩の役人も務め、西郷隆盛と親しく交流して薩長交易の道を拓くなど、重要な役割を果たしてきた。攘夷運動の発火点長州で、身分の差や藩の不公平など、社会に憤りを覚えていたであろう正一郎の屋敷には、いつしか数多のテロリスト、重要人物たちが訪れるようになった。関門海峡で長州が外国艦隊から壊滅的な打撃を受ける中、24歳の高杉晋作が白石家を訪れ、身分を問わない志願兵による奇兵隊創設を訴えると、親子ほど年の違う52歳の正一郎は共鳴し、奇兵隊の本陣を白石邸に置かせ、自らも隊士となった。正一郎は自らが破産するまで奇兵隊を支援、高杉が世を去った後は、夢が消えたように表舞台から消え、1880(明治13)年、地元の神宮の宮司として静かに世を去った。享年69。高杉はじめ、西郷隆盛、桂小五郎、久坂玄瑞、坂本龍馬ら100人を超える人物と交流し、燃えたぎる時代の只中にいながら、1枚の肖像画、肖像写真すら残さず、歴史から姿を消した「維新の商人」白石正一郎とは何者か。残された正一郎の日記を読み解き、これまでにない視点で維新史を問い直す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りんふぁ

2
複写で歯抜けのように残った日記だけども。どれだけ多くの志士と呼ばれる方々の力になってあげたのだろう。影ながら大きな支えだっただろう。2019/09/14

ブルドック

1
幕末から明治維新へ。世の中の仕組みが劇的に変わる、その場に立ち会っていた商人・白石正一郎。彼の日記から、長州藩を中心にした維新の舞台裏が生々しく伺える。やはり、「全ての人々が傷つかずに劇的な変化を成すと言う事はありえないんだ」などと、至極真っ当な感想を持ちました。2018/06/06

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