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内容説明
銀座、築地、日本橋、八丁堀、人形町……。約五〇年前まで、水路や掘割に囲まれていた下町。その名残を尋ね、掘割が出来た理由や、街の来歴、神社仏閣の縁起などを探っていく。また、江戸や明治期と現在を重ね合せた「地図」が満載。さらに、川が流れていた昭和期の懐かしい街並みの「古写真」も豊富に掲載されていて、眺めているだけでも楽しくなる。東京メトロ、都営地下鉄の最寄駅・出口からの詳細な「街歩きガイド」も付いていて、散歩のお供にもなり、江戸・東京の歴史の勉強にも使える一冊。『ブラタモリ』に案内人として7回登場したエキスパートが勧める、新たな街歩きの楽しみ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kk
14
日本橋、銀座、築地など、いまの東京の中央区辺りを中心に、かつては幾重にも巡らされていた堀割の一つひとつについて、その成り立ち、変遷、そして現在の様子などを丁寧に説明。江戸・東京が文字通り「水の都」だったことに驚かされます。かなりミクロな記述も少なくありませんが、関連した地図多数を掲載してくれていて、読み手に親切な本に仕上がっています。あの辺りをほっつき歩きたくなる一冊です。2022/03/25
maito/まいと
14
東京、いや、かつての江戸は水不足に悩まされていた。元々水に困る土地質だったところに、江戸幕府がつくられたことで人口が増加。様々な災害も起こり、江戸は常に変わっていった。歴史は文より実地、理解より感知、ということで、東京に今でも残る川の跡や、その地区(土地)の歴史をたどる1冊。ブラタモリ的感覚で読むとタメになる内容で、読んだ後現地に行くと見方が変わること請け合いだ。東京五輪まであと2年弱、東京をもっと知ることも、盛り上げにつながるぞ!2018/09/03
雲をみるひと
1
東京の運河、掘割の変遷、及び埋め立て後の現在の姿について大変わかりやすくまとめられている。 京橋、日本橋地区の掘割は物流のためという認識だったが、下水、排水機能もあったことに改めて気づかされた。考えてみれば彼の地は元々は埋め立て地であり排水に課題があったことは容易に想像できるが。 水路の復活が提言されて久しいが、当初の機能を失った水路が消えるのはある意味必然でもあり、復活について流水が少ない前提での維持管理の在り方等の課題も踏まえ慎重に議論しなければならない問題と感じた。2018/02/20
Ryuji Saito
0
2017年130冊目 2017/11/22
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