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内容説明
上原浩治推薦!
崖っぷちで腐るか、努力するか。
それがその後の人生を大きく左右する――
また、著者は以下のように述べている。
毎年、毎年が戦力外を噂される
「崖っぷち」の戦いを繰り返し、
2016年オフに退団するまで
何とかチームの一員でいることができた。
それはこの世界で生きていくために、
考え方の変化があったからだ。
「使いやすい“商品”になろう」
と決めた日が転機だった。
自分が経営者で人を使う立場にいたら、
新しく入ってきた人材を
まず使ってみようと思うだろう。
でも、その新しい人が
“使えない商品”だったとしたら、
少し古くても“使える商品”に戻すはずだ。
――本文より
“商品”に徹すれば道は拓ける!
カトケンの崖っぷちサバイバル術!
本人所有の秘蔵写真も多数収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
23
レギュラーではなく1軍2軍を行ったり来たりする選手でありながら18年間もプロ野球選手としてやっていけたのはその時に自分がやらなくてはならないことを理解し実践していったからなのだろうと思いました。また人格の素晴らしさもエピソードから感じ取れました。2023/04/10
西澤 隆
7
中日ファンの僕にとっては2006夏、福留孝介がホーム突入したときに無茶なブロックで上から踏み潰して故障させた選手。でもほかのチームの第二第三の捕手のことを覚えているということは出ているときにちゃんと印象に残る人だったのだろうなと思う。誰でも一冊は本を書けるという話しがあるけれどそれだけひとりのひとのキャリアというのは、重いものなのだな。今は地元新潟アルビレックスBCでこどもたちに「野球はいいよ」を伝える笑顔のオジさんになっている彼。長く野球にかかわって、野球好きな子どもをたくさん増やして欲しいと思います。2018/11/16
as
6
せっかくプロ野球選手になったのに、生きていく為に自分を殺さなければいけない。現実的だけど夢がないです。自分の事を「商品」と言うのも悲しい。「中村ノリと言うブランドを近鉄で終わらせていいのか」ぐらいの大口を叩いて欲しいです。ちなみに、「しんほった」と、今まで思っていました(笑)。2018/02/22
shellgai
5
阿部という絶対的レギュラーがいて、控え捕手の競争も激しい巨人で、第三捕手の座を競って18年も現役を続けることができたのはすごいと思う。他球団へ行けば、もっと活躍できた可能性もあると思うけど、これはこれで一つの生き方だという気がする。18年の中で17年目の成績がキャリアハイだったというのも面白い。2018/01/21
guanben
4
よほどの巨人ファンじゃないと知らない、全く無名のキャッチャーだけど、18年間粘ったのは伊達じゃない。自分の実力、商品価値をよく理解していれば、居場所を見つけるチャンスは転がっているということですね。2018/04/04