内容説明
北海道の森に暮らすエゾモモンガのようすをとらえたフォトブックです。
その愛らしい姿と仕草でモモンガに魅了される人が増えています。自然のなかではなかなか目にすることはできないこの小さな森の住人の繰り広げる、まるでぬいぐるみのようなかわいさいっぱいの私生活を楽しめます。
気鋭の写真家が長年かけて撮影したベストショットからは、小さな命が発信する大切なメッセージが込められています。
コンパクトなサイズで、プレゼントに最適な、見る人に生きる力を与えてくれるフォト・メッセージです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
45
北海道の豊かな森に養われ、エゾモモンガたちの毛並みは艶々。好奇心旺盛なオメメをうるうると見開き、木の洞からお得意の“顔ハメ”。ほんのりと色づく、桜色の鼻と口元もチャーミング。写真は美しく撮れています。あと少し『意外性』が加味されていたら、最高だったのにと思います。★3/52018/02/23
よこたん
44
“飛んでいる姿は「空飛ぶハンカチ」と例えられるほど、白い布が飛んで行くようにも見えます。” この暑い時期にもふもふ毛皮のコを眺めるのはどうかとも思ったが、舞台は北の森で雪景色も沢山あって、涼しいすずしい。野生のムササビは見たことがあるけれど、モモンガってそこら辺にはいないのかな。木の洞や枝でちんまりと、黒々と大きな目をクリクリさせていて、ポーズはどの頁もほとんど変わらないのに、飽きない可愛さ。飛んでる姿は、なんだかちょっとだけ恥ずかしくなる。ご本人はどんな気持ちで飛んでるのだろうと要らぬ詮索をしたくなる。2018/07/21
てんちゃん
19
モモンガはひとつの巣穴に数頭で群居するそうです。寒い冬、来るもの拒まずひとつの巣穴で互いに暖めあって暖をとる平和主義者。目が大きくてエイリアンみたい。森で遭遇してみたいなぁ。2021/07/24
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10
タイトルはそれでいいの?と思いながらも、KO必至の鬼カワ写真連発で和む。モモンガは滑空のイメージが強いが、実は必要以上に動かない「省エネ」の動物であるらしい。▼ところで、モモンガとムササビとでは、後者の方が圧倒的によく怪人にされている気がする(笑)。頑張れムササビ!2018/03/28
スローリーダー
3
この瞬間もエゾモモンガは北の大地で平和に暮らしている。そう思うだけでちょっと幸せになる。2021/11/04