わくわくライブラリー<br> ねこの町のダリオ写真館

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わくわくライブラリー
ねこの町のダリオ写真館

  • ISBN:9784061957879

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内容説明

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ねこの町にあるダリオ写真館に犬の親子、マーガレットさんとケイトが誕生日の記念撮影にやってきました。ふたりとも新調したワンピースを着て緊張しているようです。そこで、ふたりにリラックスしてもらおうとダリオさんが考えたアイデア「写真のひみつ」とは?またダリオさんが犬の少女ケイトから教えられたこととは?写真を撮ったり、その写真を誰かに送ったりする楽しさ、思い出の尊さを思い出させてくれるお話です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yanae

53
小手鞠さんが児童文学を手掛けていることを知らず、思わず手に取った一冊。どうやらこの本はシリーズ2作目のようです。やっぱり普通の児童書とは少し違う気が。もちろん児童書なんだけど。おじいちゃんの涙の場面では、やっぱり力量が出てる感じがしました。絵は知らなかったのだけど、有名作家さんの表紙も書かれている方だったんですね。子供に読み聞かせをしました。2018/08/17

とりじまカラス

4
写真というものの良さが伝わってくる本です。 恥ずかしがり屋の犬の女の子……その意外な一面が描かれる後半がすばらしいです。 写真館でたくさん写真をとるシーンも、暖かい気持ちになりました。2019/02/04

遠い日

3
「ねこの町、犬の村」シリーズ。猫の町の写真館のオーナー、ダリオさんはとってもおしゃれ。こういう美意識やセンスは、写真に反映するかもしれませんね。娘の誕生日の記念にと犬の村からやって来たマーガレットさんと娘のケイトちゃん。恥ずかしがり屋のケイトちゃんの気持ちをほぐそうと、いろんな提案をして撮るダリオさん。最高の一枚を目指すのです。でも、その子の本質、いちばん輝いている瞬間がサッカーに興じている姿であると知ったダリオさんの決断はすごかった。外からの飾りではなく、個性の光をキャッチできるのは写真家としての才能。2022/10/24

丸和 華

3
『ねこの町』なのに犬がやってくる。だけど誰も驚かないし当然のように受け入れる。異文化の楽し気な交流を味わえる心温まる物語▽祖父から受け継いだ写真館をダリオさんは立派に継続。ある日、犬の母子がおめかしをして写真を撮りに。ダリオさん、張り切っていい写真を撮っていきます。途中でパン屋リリア親子がやってきて、ダリオさん、めっちゃいいアイデアを思いつきました。「え……」とてももやもやしました。でもこのもやもやがラスト、きれいに晴れるのですよ。小手鞠るいさん、こういうどんでん返しを児童書でもされるんだなあ。素敵です!2020/12/09

だいきち

3
ダリオさんはお客さんの一番いい笑顔を引きだすためにあれこれ工夫する。でも一番いい笑顔だったのは、遊んでいるときの笑顔だった。2018/01/07

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