講談社 火の鳥伝記文庫 西郷隆盛

著者名：楠木誠一郎【文】/佐竹美保【絵】

講談社（2017/12発売）

• ISBN：9784061499249

内容説明

西郷隆盛は、１８２７年、鹿児島県に生まれました。７人兄妹の長男として西郷家をささえ、薩摩藩のために身をつくしますが、二度にわたり島流しにあいます。倒幕をめぐってはげしくゆれ動く世の中で、西郷は禁門の変や薩長同盟、江戸城明けわたしなどで重要な役割をはたしました。新政府の中心人物として、数々の改革を実現した西郷でしたが、「征韓論」で下野したのち西南戦争で城山のつゆときえました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アイスマン]

征韓論で自らの主張が退けられたため、薩摩に戻った西郷隆盛は薩摩で私学校（銃隊学校、砲隊学校、幼年学校）を設立し、政府に不満を抱いている士族（旧武士）が政府に反旗を翻さないよう願っていたが、ついに私学校の生徒が陸軍の火薬庫を襲撃してしまった。 大久保利通が西郷隆盛の暗殺を企てた事に対する報復だった。 そして西南戦争となるが、西郷隆盛が自ら創設に尽力した政府の陸軍の戦力は強力だった•••。 西郷隆盛が散った翌年、西南戦争を鎮圧した大久保利通は西郷を慕っていた旧加賀藩の士族によって暗殺された。

2018/01/29

[yu@ka]

小４息子読了、購入本。時代背景がピンとこず、やっとこさ読めた感じです。

2018/01/10

[せいら]

これを読んだおかげでいろいろなことが分かって、びっくりしました。

[ひの]

火の鳥伝記文庫　新装版（2017年11月刊）の西郷隆盛。巻末に年表と「西郷隆盛をめぐる歴史人物伝」。

2018/06/03