SPコミックス 大江戸 子守り酒

著者名：ラズウェル細木【著】

リイド社（2017/12発売）

• ISBN：9784845852482

内容説明

『酒のほそ道』をはじめ「食」と「酒」を題材とした作品を手がけるラズウェル細木が描く「江戸」と「育児」の新しい要素を加えた家族とごはんの物語。
長屋の酒売り大七が、我が子の成長とともに当時の歳事記と旬の肴を楽しみ味わいつくす！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[るぴん]

夫本。『大江戸酒道楽』の続編。酒好きの大七とお富久の夫婦に息子・誉が誕生。子どもの成長に合わせた行事ごとに呑む酒と、江戸グルメの数々。お宮参りやお食い初め、七五三など現代に残っている風習も多いけれど、今よりも子どもの死亡率が高いからこそ、より一層成長を願う想いが強かったんだろうなぁ。カバーの紙質は『大江戸酒道楽』と同じにした方が、高級感があって良かったのに。そこは残念。

2017/12/20

[キートン]

「大江戸酒道楽」の何気に続編。 前作同様に酒好きな大七さんが子供の成長ぶりに一喜一憂する姿がなんとも微笑ましい。 幼稚園に入れない、学童に入れないという現代に比べて子供の面倒を町内全員でみるというのはちょっとうらやましい気もするけど、反対に当時は今ではちょっと寝て休めばすぐに回復する風邪でも命を失ったりと、当時は当時で色々と大変だったに違いないと思いつつ読了。

2017/12/24

[Hiroki Nishizumi]

ほのぼのウンチク物語

2021/01/25