内容説明
「読み」を制するものが現代麻雀を制す
見えている情報をどう使うか、その技術が横一閃だとして、麻雀の勝敗を決めるものは何か?それが「読み」です。
これまでの読みに関する書籍は「こう推測することができる」という理論はあっても、「その読みがどれくらい信用できるのか」「どれくらいの平面判断が覆るのか」という視点が抜けていたため、実戦でどこまで頼っていいのかわからず、いわゆるデジタル派の打ち手からは評価されにくかったように思います。
本書ではその点まで含めてより体系的、網羅的に扱い、さらに「これはこういう状況ならアテになる」「これはどうしても優劣がつかないときだけ使う読み」といった、実戦的な判断まで考慮した内容になっています。
デジタル時代に本当に使える読み事典、ぜひ本書内容をマスターして日々の実戦に生かしてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もてこ
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平澤さん本3冊目。読みについて網羅的に書かれた本だが、自分の現状のレベルでは、理解できても実践に持ち込めなさそうな技術が多いなあ、というのが率直な感想。時間をおいて再読する必要がありそう。2021/06/04
nanashi d('ω')b
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中級者~上級者が実際に使っている、いわゆる読み=他家の捨て牌・鳴きからの確率的な推測について、一通り扱っている本。読みのインデックスとして役立つと思う。/本書で、相対的な確率の高い・低いは納得できるが、具体的な数字としてどのくらい高い・低いかは分からない。このうち、他家の危険牌の読みについては「統計学のマージャン戦術」(みーにん著)では捨て牌・待ちごとに統計的な危険率が載っており、こちらのほうが詳しい。/個人的には、やや文章が冗長な気がした。前置きが長い等。2020/06/16
pudonsha
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読みについて丁寧に解説されていて参考になった。2018/02/21