内容説明
日本神話は、女神アマテラスが何のもめごともなく主神の地位に就き数多くの神々が共存している、世界的にも珍しい平和な神話です。その神々の豊かな物語を本書では図解で解説します。また、記紀神話とひとくくりに言われることが多い『古事記』と『日本書紀』ですが、実のところ、この2つの歴史書の記述は、相当違っています。本書では、情緒に走った『古事記』と理知的に書かれた『日本書紀』の違いも詳しく紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ai
2
第1章、第2章の『古事記』や『日本書紀』、各種神話は、専門誌がたくさんあるので、もちろんそちらを読んだ方がいいが、第4章「民衆に信仰された神々」は、日々なんとなく拝んで神との仏とも分かってなかった対象がなんとなくつかめておもしろかった。2017/06/29
ナユタ
2
古事記と日本書紀の差異について結構詳しく書かれているので、確認するのに向いているかも。2012/07/14
apty
0
専門家ではないせいか、内容のつかみ所がない。文章もおかしいところがあるし、誤摩化している部分も多々見受けられる。それなら書かなければいいのにと思わなくもない。古事記や日本書紀の偽書、真書の話は、何を基準に偽物本物を区別しているのか。もし作者という点でそういうことを言っているのなら、紛らわしくてしょうがないし、神話という点で言っているのならナンセンスだ。即席の知識で書いているから、内容が噛み砕かれていない。正直、日本神話の良さをこれで知ろうとは思わない方がいい。2013/12/04
角
0
L2012/12/05
Bassy
0
読んだ動機が某ゲームで日本神話をモチーフにしたキャラがいくつか出てきたものの何がなんだか分からなかったので。昔古事記の簡単な現代訳本を読んだことはあったのですがさっぱり覚えておらず。 構成は見開き2ページに1つのテーマで、左に文章、右に図表を交えたまとめや更に詳しい内容が載っています。文章メインのページもフォントは大きめだしそんなに量は無いです。気になる部分だけが頭に入ってくるようになっています。私みたいにゲームや創作ものを読みたい時に気になった用語を調べるには最適だと思いました。 日本神話ということで、2012/09/24