内容説明
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トランプと金正恩の舌戦が止まらない。米朝は暴発寸前というのが目下の報道だ。中国・ロシアから北朝鮮への働きかけは期待できない中、攻撃対象となるのは間違いなく同盟国の韓国、そして日本……。緊張が高まっているのは事実だが、米国は核保有し、本土を狙えるようになった北朝鮮と戦う気はない。これはかつての米ソ関係のごとき核兵器を持つもの同士の密約によって落着をはかることを目指しているという。その密約とは?? 超極秘情報を緊急刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
10
この人の「日本は憲法を改正し、核武装せよ」はもはや定番のテーゼ。「核保有国同士は喧嘩せず」のセオリーどおり、米朝開戦はない、との立場。本書を読んで認識を改めたのは、北朝鮮の核開発は「貧者の恫喝、火遊び」ではない、ということ。今、北は従来後ろ盾と見られてきた中国にも核の照準を合わせた。つまり、米国も中国も北を抑えるすべがない。この閉塞状況を打破できる唯一の鍵を握るのが日本。そして冒頭のテーゼに繋がるわけだが、日本人にその覚悟があるだろうか。 2017/12/09
Masa
0
日高義樹。元NHK米国総局長、ハーバード大客員教授、ハドソン研究所首席研究員。なんか高級な落合信彦みたいでどこまで信用していいのか分からないけど、北朝鮮は思ってる方バカじゃなさそうだ。2019/04/11
カナッパ、ユイッパ
0
(★3.7) タイトルは、本書の内容を表していません。 まあ、出版社が本を売るために目を引くタイトルを付けたのでしょうね。なので新たに発見された密約は1つも書かれていません。 タイトルはいただけませんが、内容はシッカリしています。 多くのメディアが恣意的に感情的に出鱈目な報道をしている中で、本書では朝鮮の問題を中心に東北アジアの混迷している状況が詳しく書かれています。そのうえで「あなたたちは一体この日本をどうしたいのか?」と、問うています。2018/06/26
山河
0
いつものように期待して日高氏の本を読み始めたが期待はずれ。北朝鮮戦争のメインシナリオはアメリカ空軍【地球規模攻撃集団AFGSC】による集中攻撃と世界最強海軍第7艦隊による大規模攻撃。早く遣ってくれ❗バカ将軍を抹殺してくれ❗2018/02/01