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内容説明
「やりたいことを追い求めよ」というキャリア・アドバイスは間違いであり、危険だ。「夢の仕事」を求めて転職を繰り返したり、困窮したりする若者を生み出している。大切なのは今の仕事のスキルを磨き、突き抜けること。著者自らの体験から説く4つのルール。新聞、テレビ、雑誌で大反響!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
21
好きなこと、やりたいことを仕事にしようという自己啓発の分野での金科玉条に異議を唱える1冊。夢を追いかけて闇雲に転職するのではなく、今いる場所・今の職務での仕事を突き詰めて、時間はかかっても突出したスキルを手に入れる。そのために、ただがむしゃらに働くのではなく「意図的な練習("deliberate practice"の訳語)」を取り入れる。「キャリア資本」を積み上げる。自分でコントロールできることをやり、小さく考え、大きく動く。自分の仕事に「意図的な練習」を毎日に組み込むことが可能かどうか、考えてみたい。2022/03/31
はるき
18
「悩む前にやることやろう」。例え話に出てくる人がかなりレアなので親近感は全くわきませんが(笑)、やりたい仕事信仰を全否定するのはいっそ爽快でした。仕事人生にはエレベーターもエスカレーターもありません。階段をゆっくり確実に上ればいいのです。好きを仕事にするより仕事を好きになる方が確実ですし。2022/09/11
大先生
13
やりたいこと、好きなことを仕事にしようという考えは幻想。まずは、今の仕事を極めて、今いる場所で突き抜けるべき。漫然と仕事をしていても突き抜けた存在にはならないので、スキル向上のために目的を持って日々鍛錬(意図的な練習)する必要がある。鍛錬には1万時間必要。この本の言いたいことは、これに尽きます。こう言われると身も蓋もないような気もしますが、その通りでしょうね。とりあえず、今いる場所で突き抜けましょう!!2020/09/13
ルーチェ
10
「このまま今の調子で仕事を続けていて良いの?キャリアはどう作るの?今、一番やるべき事は何?」不安な気持ちを解決したくて読んでみた本。すごく体系的✨キャリアについて、科学論文の様な現象主義の理詰めの理論と、それを筆者自身はどう実践したのか、実験レポートがついてある感じです。感じた事は沢山!でも、まだうまく言葉にできないです?時間が掛かってもノートか何かでまとめたいです!人のキャリアの考え方と実施した本、もっともっと読んでみたいな✨2018/11/25
ポップ430
8
結局今いる場所でもダメな人は、次もあり得ないってことか。入念な準備もしないで飛び出してもうまくいくはずがないってのを長々説明した感じ。2017/12/31