Nemuki+コミックス<br> 謎のあの店 3

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Nemuki+コミックス
謎のあの店 3

  • 著者名:松本英子【著者】
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • 朝日新聞出版(2017/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022142450

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内容説明

コミックエッセイの中でも異彩を放つ異色の店歩き、街歩きエッセイ、最終巻! ずっと心の中で謎だった店や街を訪れ、独特な観察眼と語り口で赤裸々に描く。単なる店紹介におさまらない、新感覚のコミックエッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

38
心がザワザワしていたら、いくら時間があっても休まらない。何とかして平穏な気持ちになりたい。本書を読んで改めて思った。冒頭の「ぢ」の呪い(まじない)をするお寺など、安心を与えてくれる場所を著者は訪ねる。努力は尊いというが、世間でいう「努力」とは、他人を安心させない事、不安にさせる事だったりする。パワハラと地続きのネガティブさを世間は持っている。「頑張りを求めない場所」は、世間の目を盗むように、寂れた所、外れた所にひっそりと現れる。松本英子氏はそうした安らぎの場を探すのが上手い。2020/06/08

いっちゃんず

23
気にはなるけれどなかなか入ることができない店に潜入するという、こう書くとルポのようだけれどもエッセイコミック、最終巻。神社とか駅とかの店じゃないものも混じりつつ、独特な視点と丁寧な風景描写(そしてぞんざいな作者自身の描写)は相変わらず。気になったのは、「ぢの呪い」、地酒「死神」、「姥捨駅」、五能線の観光列車リゾートしらかみ「くまげら」他多数。連載は終了したけれど、またどこかで描いてくれないかなぁこういうの。2017/12/10

saga

20
シリーズ最終巻。あの「店」にまったくこだわりなく、気になるスポットを訪問し、酷い目に遭うこともなく、結構作者本人が癒されている。〇に目・口という、どこかヴォルデモートのような自画像には最後まで違和感があったが、本書読了で「見届け」た感が残った。作者も鉄道好きなのだろうか? という話の中で、自分も元万世橋駅で列車を見ながらビールが飲みたい!2019/09/07

あーびん

18
パワースポット的な神社仏閣、珍スポット、昔ながらの味のある店、酒、温泉など松本さんのレポする場所は私の心の琴線に触れるものばかりで、あ~こういう旅や街歩きがしたい~といつも思う。最終巻というのがとても残念なのだけれど、最後のスポットは私も昨夏に訪れた某所だったのでちょっと嬉しい。夕日もきれいであそこは本当におすすめ。2019/03/22

瀧ながれ

16
のっけから「ぢの呪い(まじない)」の駅貼りポスターで、なんというかいろんな意味で期待を裏切らない作品だなあと思います。ただ、お経ライヴはうまいとホントにツボにはまるので、オチの「呪われ欲」については理解できなくはないですな。「いいお店にであった」「美味しいものを食べた」からのもう一歩の感想が絶妙で、この巻も楽しみました。戸隠神社も雲見浅間神社も諏訪大社も五能線もすばらしい。著者の絵によって神気が余計に煮詰まった気がします、ありがたいです。地ビールや地酒はわかりませんが、廃駅ホームのカフェとか、いいなあ。2017/12/30

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