[音声DL付]翻訳スキルハンドブック~英日翻訳を中心に

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[音声DL付]翻訳スキルハンドブック~英日翻訳を中心に

  • 著者名:駒宮俊友【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • アルク(2017/12発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784757430310

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内容説明

プロの翻訳者は、どんなスキルと知見をもとに、日々翻訳を行うのか? 本書は、翻訳者に必須のスキルを、英日翻訳のプロセスに沿って具体的に提示。実践的な78のスキルを学ぶことで、翻訳の勘所がしっかり身に付く。翻訳を学ぶ人、翻訳者としてデビューしたての人、自分の翻訳作業を見直したい全ての人におすすめの一冊。</br></br>【本書の特長】</br>1)翻訳の流れとどんなスキルが必要か、まるごと理解できます</br>翻訳者はどのような流れで仕事をしているのか、手に取るように分かります。また、翻訳者に必要な5つの基本スキル、「原文分析スキル」「リサーチスキル」「ストラテジースキル」「翻訳スキル」「校正スキル」について、主に英日翻訳を中心に丁寧に解説(さらに細分化すると「78のスキル」となります)。翻訳を学び始めた方はもちろんのこと、翻訳者としてすでに仕事を行っている人にも、ご自分の仕事を見直し、スキルチェックする本としてご活用いただけます。巻末付録の「翻訳チェックポイント表」もぜひ品質向上に役立ててください。</br></br>2)豊富な例文を検討することで、翻訳の勘所がしっかり身に付きます</br>本書に収められた英語の例文は、イギリス人とカナダ人が本書のために書き下ろしたもの。豊富な例文をもとに翻訳に必要な基本スキルを学べるので、翻訳の勘所がしっかり身に付きます。翻訳者を目指す人から品質向上に悩む人まで、翻訳に関わる全ての人におすすめです。</br></br>3)日本語のビジネス・ライティングの向上にも!</br>英日翻訳のスキルは、実は日本語のビジネス・ライティングの向上にも役立ちます。論旨を誤解なく、分かりやすく伝えるスキルが必要なのは、翻訳もビジネス・ライティングも同じ。ぜひ、英日翻訳のスキルを、日々の仕事にも生かしてください!</br></br>※特典音声ダウンロード付。ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。mp3音声は、お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。</br></br>●対象レベル:初級以上</br>●特典ダウンロード音声付(MP3、約25分)</br></br>【著者プロフィール】</br>駒宮 俊友:</br>翻訳者、テンプル大学ジャパンキャンパス生涯教育プログラム翻訳講座講師。茨城県生まれ。インペリアル・カレッジ・ロンドンにて翻訳研究を行う(理学修士)。ビジネス、法律、旅行、アートなどさまざまな分野の翻訳・校正業務に従事する一方、大学を中心に翻訳・語学教育にも携わっている。現在、テンプル大学では社会人学生を対象に、翻訳入門コース、法律翻訳コース、ビジネス翻訳コースなどのクラスを担当している。日本翻訳連盟(JTF)およびEuropean Society for Toranslation Studies(翻訳学ヨーロッパ学会)会員。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

38
英日翻訳のハンドブック。常識だけど忘れがちなことがすっきりとまとめられている好著。「長すぎる訳文を短くする」「「の」を多用しない」「漢字が続いたら言い換えを検討する」「長すぎる訳文を二文に分ける」「同じ表現を避ける」「「それ」「彼ら」を使わない」「原文の単語にとらわれず意味のレベルで等価な訳」「品詞転換で自然な訳文を」「受身形の多用はNG」「feelは省略してニュアンスを文章に落とし込む」「原文には直接記されていない情報を補う」「長すぎる主部は短く」「主語と述語の関係を明確に」。重要なアドバイスが多数!2022/01/07

ねお

19
仕事上使用する翻訳作業の必要最小限の基本技術を身につけるべく通読。意味の等価性や文の洗練以外にもwordやGoogleの作業効率を上げツールの幅を増やす技術も学べて一石二鳥に。最も勉強になったのは,単語単位ではなく文の意味に溶け込ませる翻訳技術と動きを表す語の訳出したりするスキル。翻訳をすると語彙力の少なさを痛感する,との筆者の体験談はまさに今感じているところであり,対象分野の理解と日本語運用力を高めたい。原題と違いすぎ,かつ好きではない意訳タイトルの映画があるが,意訳についても少し解説があり,興味深い。2021/03/12

アルカリオン

13
堅実・的確な内容の好著▼以前、立ち寄った板橋区の図書館でたまたま手に取り、パラパラ読みしてよさそうな本だと思った。KindleUnlimitedでも読めるが、DMMの70%オフセールの時に購入。せっかくなので、それぞれの読書アプリで開いてみた。DMMは「書籍の画像化+ハイパーリンク」という感じで、検索やコピーは不可。Kindle for PCではいずれも可能▼「〇〇省は~と推定した」のような訳文で「~」の部分が長いと読みにくい。この場合、「〇〇省の推定によると~」のようにするとよいかも。2021/06/29

Nobu A

7
翻訳とは何かから始まり、納品までの一連の翻訳作業を平易な言葉で分かりやすく解説。好例「Optimists can cope more effectively with stress」の「はじまり」から興味を掻き立てられ、翻訳業務を網羅し、纏まった1冊。最近、翻訳技術関連書を数冊読んだが、「情報の明示化」等様々な翻訳スキルを体系化している点で一番良かったかも。ただ、翻訳家として誤字脱字も含めて様々なことに気をつけなければならないと書いてあるけど、誤植発見「体現止め(p.241)」初版だから仕方ないかな。2019/04/29

napo

5
翻訳の勉強を始めたころに知りたかった、翻訳に関する具体的な方法や実用的な知識がこの本にはたくさん書いてありました。ただ当時の私にはおそらく理解できなかったであろうと思われる内容も多く盛り込まれていて、今の自分にもちょうどよい本でした。いろいろな段階の学習者それぞれに役に立つ本だと思います。2018/02/10

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