内容説明
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「身はいやしく心はたかく」。「本を得ば末を愁うことなかれ」。「今日一日の用をもって極と為すべし」。知っておきたい、伝えたい-日本史に残る言葉、二六五を独断で精選。傑作な逸話とともにユーモア溢れる解説を付す。名言には、先人の奮闘努力の跡、歴史の極意、そして現代を生きぬく知恵が詰まっている。
目次
第1章 飛鳥・奈良-万葉びとの春秋
第2章 京都王朝-才女たちの饗宴
第3章 源氏と平家-諸行無常・盛者必衰
第4章 鎌倉・南北朝-野に叫ぶ宗教家たち
第5章 戦国の世-夢幻のごとくなり
第6章 江戸前期-天下泰平・武士から町人へ
第7章 江戸後期-佳人・粋人・奇人・変人
第8章 幕末・維新-揺れ動く「攘夷と開国」
第9章 明治初期-新国家づくりの痛み
第10章 明治・十九世紀の終わり-大日本帝国への自信
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちいすけ
4
少しづつ読んで読了。好みは戦国の世かな。読む時の年齢によって自分の感じる部分は異なるのだろう。著者に合掌。2021/02/21
rinrinkimkim
2
新聞コラムをまとめた1冊。半藤さんは作家と呼称されても小説は2作品しかないとのこと。本当か!?奈良時代から明治までの著名人の一言にコメントです。聖武帝の「天下の富を有つ者は朕なり」これはお嫁さんの財産も含むのだろうか?バブッた御製。そのお嫁さん(藤三娘=光明)は恋慕やみがたく。とダンナのカノジョにやきもち焼いてるようだし。いつの時代もどんな身分でも男と女って。ねえ?和泉式部「黒髪の乱れも知らずうち臥せば。ってのもエロいなあ。2023/12/08
徳島の迷人
2
古代から明治までの日本の名言265選、のはずだが著者によるただの雑談。読者に向いておらず、素直に解説しないのが自分に合わなかった。また、名言というより名シーン集。そりゃ名言の背景を知らないと深く共感は出来ないからシーンは重要だが、名言ではないだろと。昔の人の心や感情を深く知りたかったが…叶わなかった。聖徳太子の「世間虚仮、唯仏是真」は知らなかったので知るきっかけにはなった。2023/08/31
Shu
2
歴史の知識が乏しいからかなんかサラサラと読んで終わってしまった。唯一印象に残っているのが、上杉謙信の美学「的敵に塩を送る」くらいか。美学とも思えるし甘いとも思える。2018/01/23
インテリ金ちゃん
2
日本の歴史を名言でさくっとたどれる。エピソードも楽しい。2016/05/22
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