内容説明
第一人者による最上のアンソロジー。哲学とは何か、学問の基本理念が動揺した時代にフッサールはいかに対処したか。「哲学および学問の性格」以下、フッサールのエッセンスを収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
44
心理学と哲学の勉強を頑張った甲斐があり、理解度はあがったと思う(それでもじゅうぶん難解)。セレクションでは文献の一部しか読めないため、さらなる知識を得ようと思えば図書館を利用する必要性もある。2015/11/14
ころこ
36
以前『現象学の理念』を読もうとして挫折したので(近いうちに再読します)、本書のようにテクストを解体してしまうのはポスト・モダン的で、ひょっとしたら読めるかも、と期待して読みました。各章冒頭に付してある編者の解説のお陰もあり、大きな流れをつかむには適した編集です。2019/12/12
Ex libris 毒餃子
16
古本屋でまとまってフッサールの本が売っていたんです。買おうかなあ、と思ったのですが難しそうなので思いとどまり、まずは積読していたこの本にチャレンジしてみました。いやー、難しい。用語の使い方がかなり独特で、晦渋な文章です。色々と現象学を勉強してきているのでまだ、読めるけど、本質をつかめたかわからない。2024/08/31
🍭
3
134.95(フッサール Husserl, Edmund, 1859-1938)私蔵。平凡社2009年1月9日発行。半年以上かけて地道に読み進めていたが、「思想と生涯」以降の著作集からの選集はほとんど理解できていない。ノエシス/ノエマなどの語を初めに、「経験」や「超越論的に」という文言が認識における何を示す語であるかを把握しても、フッサールの議論が殆どわからず、最も難しい哲学書だった。 社会学の分野ではこの「認識論」を下地にしているようだが、あまりにも難解すぎて「現象学」にはもう手を出せないかもしれない。2026/08/16
Rion
2
入門書として読むには注意が必要。フッサールの小論が入っているのではなく、編者による各著者のエッセンスが入っている。そのため、フッサールを全く知らない人が読むと、固有名詞に混乱する恐れがある。第一部の「哲学および学問の性格」はとても面白かったが、第二部の「現象学の課題と性格」に至っては全くわからなかった。ここからハイデガーへと展開していくらしいので、次はハイデガーチャレンジしたい。2017/08/30




