- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
結果の不平等、格差ならまだ仕方がない。しかし、いまの日本社会は、自由競争の名のもとに、世代を超えて格差が温存される不公正社会にされようとしている!『機会不平等』『しのびよるネオ階級社会』などで日本の格差拡大に警鐘を鳴らし続ける二人が、そのイカサマな構造にするどくメスを入れる!勝ち組・負け組をはなから決めつけるのは誰か?格差拡大のペテンを衝く渾身の対談。
目次
第1章 機会不平等からネオ階級社会へ
第2章 仕事はいま、どうなっているのか
第3章 若者が不気味だ!?
第4章 英吉利見聞録
第5章 プロたちに明日はない!
第6章 「空気」のファシズム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンギ
2
2006年に出版された。当時の小泉改革などの煽りを受けた形で顕在化した、貧富の格差について、斎藤貴男と林信吾が対談した。どちらも東京下町出身で、階級社会であるイギリス滞在経験がある、という共通点もあるけれど、共通ではない所もあったみたいだ。斉藤さんの方は実家は屑鉄屋ということだが、知的に洗練されているし、林さんは親が有名なジャーナリストらしいのだが、少林寺拳法の黒帯でイギリスではよく喧嘩したそうだ。生まれも性格も対照的でまず面白かった。身分固定の階級社会よりは競争社会のほうがまだまし、ということに賛成。2013/01/22
アトム
0
イギリスの階級。労働者階級の存在。2011/12/22
ona
0
主題がぼやけている……。2011/04/10
カネコ
0
◎2010/07/15