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内容説明
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関帝廟に祀られ財神として人気の高い関羽や航海の女神媽祖、『封神演義』のヒーロー二郎神やナタ太子、日本でもおなじみの鍾馗や斉天大聖(孫悟空)、学問の神さま文昌帝君など民間信仰の神から、太上老君や玉皇大帝のような道教の神、観音や弥勒などの仏まで、中国人の間では多種多様な神々が息づいている。今もなお篤い信仰を捧げられる神さまたちを紹介し、彩り豊かで不可思議な中華の宗教世界を知る。
目次
第1章 民間信仰系の神々(関帝-絶大な人気と信仰
二郎神-勇武の青年神
ナタ太子-「蓮華化身」の少年神 ほか)
第2章 道教系の神々(最高位の神々-三清・玉皇大帝など
その他の道教神)
第3章 仏教の仏・菩薩と神々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
韓信
1
関帝、二郎神、哪吒、八仙ら民間信仰の神から、玉皇大帝、西王母ら道教系の神、観音菩薩ら仏教系の神・菩薩まで、中国の民間で信仰されている神々の来歴から、イメージの変遷、現代での受容までを平易かつコンパクトにまとめた、手ごろな神仙の入門書。西遊記や封神演義の人気が現実世界の信仰へ与えた影響や、著者が台湾に留学していた経験からか、現地での現在の信仰の在り方にも触れていて興味深い。哪吒が風火二輪に乗っていることから台湾の暴走族が「元祖」として崇めている話は草。2021/10/17
いちはじめ
1
中国で信仰される神様を紹介。個人的には関羽の話が特に興味深かった2002/03/28
葉子
0
中国で信仰されている神様の数が多くて驚いた。「あの作品の元になったのはこれかー」っていうのが分かって楽しかった。2011/01/03
