平凡社新書<br> 義経伝説と日本人

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平凡社新書
義経伝説と日本人

  • 著者名:森村宗冬
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 平凡社(2017/12発売)
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  • ISBN:9784582852592

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内容説明

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義経は衣川で死ななかったのか?本当に北海道へ渡ったのか?江戸時代に起こり、近代まで連綿と続いた義経生存説。敗者の弁として成立した「判官びいき」の起源を探り、江戸時代の偽書と学者たちの甲論乙駁を辿り、近代の義経=成吉思汗説を検証する。北海道渡海説や、義経=成吉思汗説を支えた、日本人の歴史的な心理構造とは何であったか。

目次

序章 義経生存説三〇〇年の「運動」
第1章 義経は自滅した
第2章 判官びいきと敗者の群れ
第3章 義経生存説運動の開始
第4章 義経生存説運動VS学問の攻防戦
第5章 利用される義経生存説運動
第6章 不幸の反動としての義経生存説運動
第7章 『成吉思汗ハ源義経也』と義経の死
おわりに 「判官びいき」の終焉

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