内容説明
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「もう一度病室に入って、ちゃんと話をしろ。そうしなきゃだめだ」。十年で医者をやめた著者が、医者と患者、生と死の現場を人間味豊かにつづる。解説=徳永進
目次
プルス!ドゥルック
注射は苦手だ
松島君、主治医はぼくだ
恐怖の初当直
三時十分に死んだ上山さん
ふたりの白血病患者
安川さんは謝らなくていい
廊下とんびのゲンちゃん
肺がんのきよばあさん
人が自殺をするわけ
ときには名医たりうる
突然の大出血はきらいだ
手術場というところ