平凡社新書<br> ベートーヴェンの生涯

個数:1
紙書籍版価格
¥1,012
  • 電子書籍

平凡社新書
ベートーヴェンの生涯

  • 著者名:青木やよひ
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 平凡社(2017/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582855029

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

手紙、日記、会話帳、友人たちの証言など、最新の資料を駆使して、徹底的な自由人ベートーヴェンの姿を、臨場感豊かに描き出す。バッハ、ヘンデル、モーツァルトの音楽とどのように出会い、カントの哲学やインド思想をいかに自らのものとしたのか。従来の諸説を大幅に書き換え、まったく新しいベートーヴェン像を提出する。

目次

第1章 ボン時代のベートーヴェン(家系と生い立ち
作曲家への道
変革の息吹の中で
巣立ちゆく音楽家)
第2章 ウィーン生活の光と影(幸運の星の下で
激動の時代の始まりと名声の確立
新しい音楽概念・新しい音楽仲間)
第3章 豊かな創造の時期(絶望から「新しい道へ」
巨匠のプロフィール
検閲と戦乱のはざまで
友愛のとき)
第4章 栄光と絶望の『日記』(人生の星の時間
挫折と名声の下で
復活への道)
第5章 人類へのメッセージ(内と外との平和を求めて
『ミサ』から『第九』へ
神なるものへの感謝の歌
病床の日々と死後の栄光)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

m

5
ベートーヴェン好きの著者による肯定本。モーツァルトが陽だとしたらベートーヴェンは明らかに陰。しかしじめじめした暗さはなく、どっしりと構えた厳かな印象。ゲーテやナポレオン、メッテルニヒも登場し、一人興奮した。後ろについている年表で時代の感覚をなんとなく掴めるのが良い。2021/02/18

バカハツ五郎

5
ベートーベンってけっこういい奴だったみたいですね。2010/02/27

吟遊

4
「不滅の恋人」が誰かをみつけた!世界的な研究者、青木やよひさんによる50年以上の研究成果の集大成。 平凡社新書は相変わらず良い本を出してくれます。ベートーヴェンと周りの人々に好意的な叙述ですね!心穏やかに読めます。2015/07/26

スリカータ

3
関連人物が多くて(カタカナが苦手)読むのに時間がかかりましたが、ベートーヴェンの祖父から遡り、誕生から死後まで描いた本作は読み応えがありました。天才というだけではなく、十二分に勉強と研究、分析、試作、手直しを尽くした作品であること。生涯独身でありながらも、数多くの恋愛と失恋を繰り返している事、等身大の楽聖の姿を日記や会話帳、関連人物の証言から描いています。面白かったです。2015/12/27

如月やよい

3
読むのに時間がかかった。人生を一冊にまとめるので当然だけど、いろんな人の名前が出てきて覚えられなかった。あと、作者の「聞いて!本当は通説と違うのよ!」という声が強すぎて、なかなか集中できなかった。ベートーヴェンに関しては、また別の本を探そうかな。2015/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/369425
  • ご注意事項

最近チェックした商品