平凡社ライブラリー<br> 聖と俗の葛藤

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平凡社ライブラリー
聖と俗の葛藤

  • 著者名:堀一郎
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 平凡社(2017/12発売)
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  • ISBN:9784582760224

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内容説明

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宗教史と新たに開拓した宗教民俗学の成果とを接合して、独自の学問世界を構築した堀一郎、最晩年の著作。柳田民俗学やエリアーデとの出会いなど、学問遍歴も収録。解説=山本幸司

目次

伝承の権威-神話と密儀の意義について
「聖」と「俗」の葛藤
神の死について-その宗教民俗学的考察
「贖ない」と「憎しみ」
密儀集団における死と再生-加入礼の宗教的意味
シャーマニズムの問題
巫者と文学-序説
日本文化の潜在意志としての神道-ベラ教授とエリオットの所見をめぐって
日本人の宗教的態度
神を創作する日本人
日本仏教の特質-「真俗一貫」から「非僧非俗」へ
風土と宗教
社会変動と宗教
非聖化社会のなかの宗教と擬宗教
被抑圧感から逃避と攻撃へ-日本人の「祭」にみる衝動過程
家と宗教
韓国の宗教事情
紆余曲折-私の学問遍歴
エリアーデ教授との最初の出会い-1957年日記抄
柳田国男と宗教史学
柳叟翁と『俳諧評釈』について