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内容説明
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生殖補助医療で誕生することになった子どもが、日本でも、もはや一学級に一人ほどいる時代になった。必要とする人が、より安全に、納得して、不妊治療を受けられるようにするにはどうすればよいか-。一つの成熟を迎えた医療技術を、十全に活かすためのカギを「家族のあり方」に探る。「生殖医療」と「家族」について、スウェーデンからの最新レポート。
目次
序章 スウェーデンの横顔(スウェーデンの国土と人口
スウェーデンの社会)
第1章 スウェーデンの家族(膨張・収縮する家族
家族生活のスタイル ほか)
第2章 スウェーデンの生殖医療のあり方(生殖医療とは
ARTの使われ方 ほか)
第3章 アイデンティティと情報(日本の家族
個人のアイデンティティ ほか)
第4章 これからの日本の家族と生殖医療(家族のあり方と出生率
二〇五〇年の日本の家族 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
7
スウェーデンの生殖医療について書かれていました。スウェーデンは福祉が充実していて、シングルの方でも子育てできる社会であるというのがとてもうらやましかった。2016/12/02
ひーやん
5
今まで日本のなかの生殖医療についてしか目を向けていませんでしたが、これをきっかけに外国の生殖医療について知ることができました。日本とは制度も異なっていて、日本も参考にしながら、これから医療を進歩させていかなければならないんだと思いました。たぶん、医療関係の職を目指してなかったら読んでいなかったかもしれない(^-^; すごく出産について考えられて、日本や世界の事情や歴史も知れて良かったと思います。2013/01/01
Humbaba
2
生殖補助医療は,もはや身近なものの一つとなったと言える.少なくとも10組に一組はあると言われている不妊症.それを自然なものと諦めるのもひとつの方法ではあるが,簡単にはあきらめられないのが人間というものである.2010/07/23
mocchi
0
家族のあり方について真摯に悩み取り組んできた国・Swedenを取り上げ、わが国との比較を行っている。生殖医療について知ることのできる一冊かと。2015/02/07
さんがつ
0
高校の図書館。評論の感想文書くのにコレ読みました。比較的読みやすかった!スウェーデンからどんどん話が展開されていって大きい話題でした。2010/12/06