内容説明
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『史記』に魅せられた3人が、司馬遷、項羽と劉邦、李陵と蘇武、屈原などをめぐって各専門を駆使し、体験を絡めて語り尽くす。究極の史書が浮彫りにする、歴史と人間の普遍とは?
目次
1 司馬遷-生き恥さらした男の人生
2 「遊侠列伝」「刺客列伝」-ぴりりと辛い人たち
3 女傑・呂后と酷吏たち-虐待の裏側
4 孔子さまとその時代-思想と詩歌で読む『史記』
5 『論語』のこと、墨子のこと-『史記』と現代
6 項羽と劉邦-楚漢のたたかい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomoichi
11
『史記』をテーマに半藤一利・安野光雅・中村愿による鼎談。肩苦しい感じではなく「史記」好きの半藤氏と安野氏の雑談に中村氏が学術的にフォローするスタイルです。正直、安野氏はいてもいなくてもいい感じ。本書でも取り上げられている20年以上前に読んだ司馬遼太郎の「項羽と劉邦」は再読したくなりました。それよりも『史記』にいつかはチャレンジしたいです。2016/11/27
読書実践家
10
人間の知恵の宝庫である司馬遷についてこんなに深く語る3人は素敵だと思った。2016/01/31
きょう
7
安野さん本として。中村愿(すなお)さんによる史記その他の書物、人物についての講義を聞いているよう。安野さんは三国志他、本を作るにあたりコレコレを読みました、誰々に会いました、ココへ行きました…と。資料映像が浮かぶようです。読みたい本も増えました。チラッと記憶にある「墨家」の墨子についてあちこちで語られています。直江兼続が読んでいたのでは、ペシャワールの中村哲さんは現代の墨子である、などなど。2020/10/16
明智紫苑
6
再読。おじさんたちのボーイズトークだが、結構えげつないエピソードがある。日本の某文人の愛人に対する仕打ち…今ならフェミニズムや人権思想などの観点から非難されるよなぁ…。2024/11/10
kokada_jnet
4
悪い意味での「雑談」本。史記に描かれている古典中国的なものについて、評価すべきなのか、どうかも。鼎談参加の3人とも、ぐらついているし。2014/04/07
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