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内容説明
テレビ・新聞等でよく見聞きする「経済指標」。エコノミストらはそれらをどう読み、景気のゆくえをどう判断するのか?数ある中からのべ四五の指標を取り上げ、読み解きの注意とポイントを丁寧に解説。経済の仕組みと動きがわかる、投資家・ビジネスパーソン必携の書。
目次
第1章 経済指標の役割と仕組み
第2章 経済全体の動向がわかる統計
第3章 家計の経済活動がわかる統計
第4章 企業や政府の投資活動がわかる統計
第5章 海外との経済のやりとりがわかる統計
第6章 企業の生産活動がわかる統計
第7章 企業の収益環境や景況感がわかる統計
第8章 雇用と賃金の状況がわかる統計
第9章 モノやサービス、土地の価格動向がわかる統計
第10章 金融経済の動向がわかる統計
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
5
2013.8.30の日経新聞。消費者物価指数は前年同月比+0.7%、鉱工業生産指数は前月比+3.2%とある。こういった経済データの意味するところを押さえておきたい。消費者物価指数は、日本銀行の金融政策の目安となる重要度の高い物価統計。鉱工業生産指数は経済全体の約1/4であるが、この指数の動きにより運輸や卸・小売業など関連サービスに新たな需要を波及させることから重要。また、鉱工業生産はGDPと同方向に動くので景気の変化方向を読み取ることができる。足元、景気は上向きということなのだろう。2013/08/31
二階堂聖
2
ワード→その定義→どのような意味を持つかが端的に示されていて、非常に分かりやすい。 『経済の仕組みと動きがわかる、投資家・ビジネスパーソン必携の書』という売り文句に違わない内容になっている。2016/03/10
Mariyudu
1
オープンデータ活用の一環で政府統計総合窓口の RSS を購読してたら、日々続々とフィードされる多種データに溺れる感があったので、その教科書として。経済ニュースに出てくるような統計はほぼ網羅されていて助かる。とはいえ全部にコミットするのは無理ゲーなので、まずはじっくり GDP まわりからだなぁ。2017/10/19
Hajime Tanaka
0
経済活動は支出d→生産s→分配→支出の繰り返し。資本財出荷指数と鉱工業生産出荷指数は何が違う?前者は後者の一部。フィッシャー勉強しててよかった。これかお。勉強になる。とりあえず設備投資主体で。フィッシャーも勉強になる。2014/08/03
朔
0
それぞれの指標から経済状況をどのように見るか、をわかりやすく書いてある本。あくまで経済指標の見方。2009/02/22